日本映画として初めてアカデミー賞 視覚効果賞を受賞した映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」。
そんな「ゴジラ-1.0」の中の1シーンが、実は愛知県西尾市で撮影されていたんです!映画に登場するロケ地はどこなのか、徹底調査しました!
※記事は2023年11月取材時点の情報です。
※映画の詳細については、「ゴジラ-1.0公式サイト」をご覧ください。
向かった先は「東幡豆漁業協同組合」
情報を集めるうちに「東幡豆港でロケが行われたらしい」という情報をキャッチした近所のはなし編集部。とにかく「東幡豆港について詳しい人に話を聞いてみよう」ということで、向かった先は「東幡豆漁業協同組合」。
ほんとにこの場所でゴジラの撮影が行われたのでしょうか…?
事務所に入ってすぐ重要な情報が…!
漁協組合の事務所におじゃますると、ホワイトボードには「ゴジラ-1.0」のポスターが…!いよいよ噂の信憑性が増してきました!
受付の横に並ぶサイン色紙を発見!
ふと振り返ると受付の横に並ぶサイン色紙が!? 色紙には、「ゴジラ-1.0」の監督の山崎貴さん、キャストの神木隆之介さんや山田裕貴さんなどそうそうたる面々のお名前が…。これはもう確定で間違いありません!
佐々木蔵之介さんの色紙に書かれた「No.30」とは、秘密裏に撮影が進められたゴジラ-1.0のコードネームなんだとか。サイン色紙は受付に置かれていましたが、特別に並べて撮影させていただきました。
漁協職員にも詳細を知らされなかった極秘の撮影
おじゃました際に事務所にいらっしゃった職員さんに話を伺うと、「東幡豆港でロケが行われたのは本当です。組合事務所の2階も映画関係者の方に控室として使用されましたよ。映画の公開直前までゴジラの撮影だとは知らされず、当日は僕らも何の撮影か見当もつきませんでした」と、撮影は極秘で行われていた様子。
漁協事務所が閉まっているときはサイン色紙を見ることができないので、事前に営業時間を確認しておくと◎
東幡豆漁業協同組合電話番号:0563-62-2068
漁協事務所では、味のりなどの名産品の販売も行っているので、訪れたら手に取ってみて。
実際に映画の撮影に使われた船乗り場
「ゴジラ-1.0」のロケに使用されたのは、東幡豆港の船乗り場。この場所で神木隆之介さん、山田裕貴さん、佐々木蔵之介さん、吉岡秀隆さんのような有名俳優が演技を披露されたと思うとなんだかワクワクします。
どんなシーンを撮影したのかは映画を見てからのお楽しみ!東幡豆漁港に来たことがある人なら「あっ!」と気が付くシーンがあるはず!
ゴジラの聖地「東幡豆港」
11月3日に公開された「ゴジラ-1.0」。静岡や長野など、いろいろな場所で撮影が行われているなか、西尾市で撮影が行われたというのはなんだかうれしく思います。 映画のエンドロールやパンフレットにも「東幡豆漁業協同組合」の文字がばっちり載っているそうなので、そちらもお見逃しなく!すでに映画を見られた方もこれから見るという方も、ぜひ東幡豆港を訪れてみて。(取材:水尾友哉/2023年11月取材・撮影)