愛知県安城市に2024年6月30日にオープンした「CAVOLO（カーボロ）」。シュークリームを製造、販売する専門店です。お店のオープン前から商品開発の様子をインスタグラムで発信していて、オープンを心待ちにしていた方も少なくないのでは？
シュークリーム専門店は個人店としては西三河で唯一なんだとか…！？
オープンから数時間で売り切れてしまうという今話題のお店を取材しました！
※2024年7月取材、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
※価格は全て税込です。
行列ができるシュークリームのお店「CAVOLO」
お店がオープンしたのは、安城市高棚町のフィールでっかいどう!!のすぐ近く。スーパーでお買い物をした後に立ち寄るのも便利です。
素敵なカラーのこの建物は、特注サイズのトレーラーハウス。デッキ部分とマッチしていて、トレーラーハウスだと気付かない客さんも多いそう。
デッキを上がった小窓からは、店内のショーケースを見ることができ、期待が高まります…！
販売スペースのみのコンパクトな店内
店内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、大きなショーケース。週末には300個ほど用意するというシュークリームですが、11:00のオープンから3時間ほどで売り切れてしまうこともあるんだとか。
現在は1人4つまでという購入制限を設けているそう。気になるシュークリームがある場合は早めの来店がおすすめです！
取材におじゃました日は5種類のシュークリームがショーケースに並んでいましたが、1人4つまでとなるどれを買おうか悩んでしまいます…！
看板メニュー「カーボロ」
イチオシはお店と同じ名前の「カーボロ（550円）」！
イタリア語でキャベツを意味するカーボロは、シュークリームとしては珍しいパイ生地仕立て。キャベツのようにたくさんの層が重なっていて、ザクザクの食感を楽しむことができます。
クリームのアクセントに、季節に合わせた洋酒を使用しているので、「今回はどんな香りが楽しめるのかな？」と、季節の移り変わりも楽しめちゃいます。
ベーシックな味わいな「シュークリーム」
シュークリームらしさを追求した「シュークリーム（380円）」は、カーボロの定番商品。生地にバターやアーモンドを使っているので、香ばしさがシュークリーム全体に広がっています。
「お子様も安心して食べられるように、お酒を使わずに作っています」ということなので、手土産やプレゼントとしてもおすすめ。
ちなみにイタリア語でシュークリームをさす「Bigne」は「ビニェ」と発音するそう。お店で注文するときは「ノーマル」や「シュークリーム」と伝えればOKです！
旬の味を楽しめる「季節のシュークリーム」
旬のフルーツをたっぷり使った「季節のシュークリーム（600円～）」は、「フルーツが1番美味しく食べられるケーキって何だろう？」というコンセプトから生まれたシュークリーム。フルーツタルトとショートケーキの良いところを取り入れ、ケーキのようなシュークリームが生まれました！
フルーツや味付けは季節ごとにかわる期間限定商品。8月中には旬のイチジクを使ったシュークリームが登場する予定だそう。
イチジクは安城市の名産品ということもあり、「きっと美味しいシュークリームができるんだろうな」と期待が膨らみます！
香ばしさが後を引く「ゴマ」
最後にご紹介するのは、黒ごまを使った「ゴマ（430円）」。クリームに黒ごまをたっぷり使っているので、一口食べると口の中一杯に香ばしさが広がります！
ゴマはリピーターが多く、中には「カーボロのシュークリームの中で1番美味しい！」という方もいるんだとか。隠し味に地元三河で作られた日本酒を使用しているので、年配の方にも喜んでもらえる味わいになっています。
持ち歩き2時間以上の方は保冷バッグ必須
購入から冷蔵庫に入れるまで2時間以上かかる場合は、保冷バッグの使用が必須。持参した保冷バッグやクーラーボックスも利用OKです！
保冷バッグを持参する場合は、シュークリームの箱が大きいので、余裕を持ったサイズの保冷バッグが◎。
贈り物としてシュークリームを購入する場合は、カーボロのロゴが入ったオリジナルデザインの保冷バッグも可愛くてGOOD。
イタリアンシェフの経験をシュークリームへ
シュークリームを作るのは、10年以上にわたりイタリアンに携わってきたオーナーシェフ。「素材のおいしさを活かす」というイタリアンの考えが、カーボロのシュークリームのベースになっているんだとか。
今後の目標を聞くと、「まずは地域の方に認めてもらって、応援してもらえるようなお店にしたいです。将来的には自分の息子が小学生になったときに自慢できるようなお店にすることが目標です！」と、明るい笑顔でお答えいただきました！
贈り物や自分へのご褒美にもピッタリな絶品シュークリームが買える「CAVOLO」。「甘いものが好き」、「手土産を探していた」という方は足を運んでみては？（取材・撮影：水尾友哉/2024年7月取材）
