毎年この季節になると行きたくなるのが「いちご狩り」。瑞々しく甘酸っぱい味わい...思わず何個も頬張ってしまいますよね!
今回は、愛知県西三河エリアで楽しめるいちご狩りスポットを4か所一挙にご紹介! 食べられる品種や育て方のこだわりなど、スポットごとのポイントや料金、期間、アクセス方法などをご紹介。週末は予約が埋まりやすいので、早めのチェックがおすすめです!
(取材:堀 絢恵・樅山香織/2019年1月取材・2023年12月最終更新)
子どもも利用しやすい「らんらんいちご園」
まずは、西尾市の「らんらんいちご園」。榊原敏光さん、聡子さん夫妻は、蘭の栽培施設をDIYしていちごの栽培を始めたんだとか。ハウス内は段差が少なくベビーカーや車いすでも利用しやすい広さです!
3つあるハウスは全てしゃがまずに食べられる「高地点滴栽培」!中でも取材したハウスは上下2段で、子どもも採りやすい造りです。いちご狩りはレーン毎に1日1組限定。おいしいいちごをたっぷり満喫できます!
4種類を食べ比べ!味や香りに違いは...?
品種は「章姫(左)」「紅ほっぺ(中)」「かおり野(右)」に加え、濃い味わいが特徴の「よつぼし」も楽しめます!筆のような形の「章姫」は甘くて癖がなく親しみやすい味。「紅ほっぺ」は逆三角形で糖度が高くてフルーティー。「かおり野」は少し四角く朱色に近い色で、すっきりした甘味。
1度のいちご狩りで少なくても2品種、運が良ければ4品種楽しむことができます。味の違いも楽しみながらいちご狩りを満喫できるなんて、いちご好きにはたまりませんね!
楽しいイベントも盛りだくさん
らんらんいちご園では、いちご狩りのイラストや写真を募る「絵-1グランプリ」や「写-1グランプリ」などユニークなイベントも。
グランプリに選ばれると、シーズンパスポートや自家製フルーツなど豪華景品がもらえるビッグチャンス!参加方法など、詳しくは現地でご確認ください。
らんらんいちご園
シーズン:2024年1月3日~2024年5月6日(延長営業する場合は5月7日~19日)
場所:愛知県西尾市市子町平加43
電話:0563-56-8200(9:00~15:00)
営業時間:いちご狩り 10:00~15:00(受付 14:00まで)
定休日:金曜日
料金:大人(中学生以上)2,000円 / 小学生・70歳以上 1,700円 / 3歳以上~小学生未満 1,300円(※4月14日までの料金。その他の期間は 料金表をご確認下さい)
制限時間:なし(60分目安)
らんらんいちご園公式Webサイト
アクセスマップ
アクセス抜群!「苺香」
次に紹介するスポットは知立市にある「苺香」。伊勢湾岸自動車道のすぐ近くに位置するスポットです。オーナーの近藤喜代治さんは21年間農協に勤めていた農業のプロ。自身もいちご狩りが大好きという、いちご狩りマスターでもあるんですよ!
元々、茶畑だったという立地は、ハウスから南側に向かって土地が低くなっているため、日光を遮るものが無くいちごの栽培にぴったり。良好な日当たりで甘くおいしいいちごが実る農園です。食べやすい「高設栽培」で通路や天井も高く開放感のあるハウスには、休憩スペースも完備。
みんなで楽しめるバランスのとれた「章姫」
取り扱っている品種は「章姫」。おいしい実の見分け方も聞いてみました。「ヘタの根本まで赤く色づいている実が甘く熟している証。個性ある形の実もおいしいので食べてみてください」。
「苺香」では練乳を無料でサービス(最初の1杯)!たっぷりほしい方は、店頭で購入できますよ。また、練乳以外のトッピングの持ち込みも自由。暖かい季節は、氷水を持って苺を冷やしながら食べるのがおススメです!
おみやげにぴったりのスイーツも
近藤さん一押しの持ち込みトッピングは...バニラアイス!甘さも冷たさも兼ね備えていていちご狩りにピッタリとのこと。「苺香」でいちご狩りをするなら絶対持っていきたいアイテムです。
直売所では、朝摘み完熟いちごや、大人気の白あんの入った「いちか大福」と「いちご餅」も販売しています。お買い物だけでもOKなので、気軽に立ち寄ってみては?
いちご狩り農園 苺香(ICHIKA)
シーズン:2024年1月10日~2024年5月下旬まで(予定)
場所:愛知県知立市八橋町山田谷8-55
電話:0566-78-7715
営業時間:9:30~17:00(受付 15:30まで)
定休日:火曜日
料金:大人(中学生以上)2,400円 / 小学生 1,900円 / 3歳以上~小学生未満 1,300円(※4月10日までの料金。その他の期間は料金表をご確認下さい)
制限時間:60分
いちご狩り農園 苺香(ICHIKA)公式Webサイト
アクセスマップ
最先端の技術のおいしさ!「キングファーム」
つやつやで大きないちごがおいしいと評判の「King Farm(キングファーム)」。おいしさの秘密は、酵素を使った特別な栽培方法。土壌内の微生物の力を借りて「あきひめ」「紅ほっぺ」「かおり野」の3品種を栽培しています。トッピングはなんと10種類が無料!定番の練乳はもちろん、チョコレートソースやホイップクリーム、更には抹茶まで!自由におかわりできるので、味変を楽しめそうです。
温度・湿度や二酸化炭素・光の量などを管理する統合環境制御システムを導入。最新鋭の技術で育てられたいちごの味、気になりませんか?
モンドセレクション金賞のバウムクーヘンも!
さらに、直売所では採れたて新鮮トマトやいちごの販売も。隣接の「King Farm Cafe」では農園直営カフェならではのメニューや手作りのこだわりバウムクーヘンも楽しめますよ!中でも、バウムクーヘン「拘(こだわり)プレーン」、「いちご」、「抹茶」、そして日本酒を使った「徳川家康」の4種類は、モンドセレクション2019の金賞を受賞した逸品!
「King Farm」で栽培されたトマトを使ったトマトソースやパスタソースも、お土産に人気だそう。
King Farm
シーズン:2023年12月3日~2024年5月下旬まで(予定)
場所:愛知県西尾市西浅井町坂下6-1
電話:070-5649-2578(9:00~17:00)
営業時間:9:30~15:00
定休日:水曜日
料金:大人(中学生以上)2,300円 / 小学生 ・シルバー(70歳以上)2,000円 / 幼児(3歳~未就学児)1,700円 / 3歳未満無料(※4月までの料金。その他の期間は料金表をご確認下さい)
制限時間:60分
King Farm公式Webサイト
アクセスマップ
手作り看板が目印!「フルーツガーデン髙松」
碧南市にある「フルーツガーデン髙松」。オーナーの髙松美智則さんは、愛知県農業試験場の職員だった農業のスペシャリストです!いちごの甘味を引き出すために、ハウスの温度を昼は約27℃、夜は約7℃に設定して温度管理をしているそう。
取り扱っている品種はコクのある「紅ほっぺ」と甘さが引き立つ「章姫」。いちごは夜のあいだに甘くなるから、時間は朝イチがおすすめとのこと。ハウスの奥の方においしいいちごが残っている可能性が高いので、奥の方から探していきましょう!
1グループ1レーン(40~50m)でいちご狩りを楽しめるフルーツガーデン髙松。複数の家族と一緒に予約しても、レーンを分けてくれるので、予約の際に伝えて下さい。
フルーツガーデン髙松で教わった「おいしいいちごの見分け方」や「いちご狩りで得する方法」など、得する裏ワザは...愛知県西三河のいちご狩り穴場スポット&得する裏ワザを紹介!
フルーツガーデン髙松
シーズン:2023年12月9日~2024年5月頃
場所:中田町ハウス:愛知県碧南市中田町1-59 / 川口町ハウス:碧南市川口町6-137 / 潮見町ハウス:碧南市潮見町1-59
電話:090-7043-5837
営業時間:9:30~13:00
定休日:無休
料金:【12月】大人(中学生以上)2,200円 / 小学生 1,900円 / 3歳~小学生未満 700円【1月~3月】大人(中学生以上)2,000円 / 小学生1,700円 / 3歳~小学生未満 700円 ※その他の期間は料金表をご確認下さい
制限時間:(平日)60分(土日祝)45分
フルーツガーデン髙松公式Webサイト