寒くなって暖房を使うようになる季節、気になるのが電気代...。熱を使う家電は電気をたくさん消費するので、夏より冬のほうが電気代は高いといわれているんです!
そんなおうちの電気代、安くするにはどうしたらいいの?最近は、「電力の自由化」!?などと電力会社を色々選べるみたいだけど、どうやって選んだらおトクなの?意外と知らない節約術や裏ワザを、"電気のプロ"に聞いてみました!これを読んで、今年の冬は電気代を安くしちゃいましょう!
夏の電気代節約術はこちら!蒸し暑さに欠かせないエアコンをはじめ、消費電力の高い家電の上手な使い方やお得な電気プランを紹介します。
人気キャラクター、カテエネコも登場!
来てもらったのはこのお2人...ではなく1人と1匹!?中部電力 岡崎営業部の服部さん、そして、中部電力のCMでおなじみのキャラクター「カテエネコ」くん。見た目では分からないですが、実はオスなんです!
今回は、特別にキャッチネットワークまで遊びに来てくれました。公式プロフィールによると性格は温厚で照れ屋、そして倹約家!節約術を色々試していそうなカテエネコと、電気のプロである服部さんだからこそ知っているおトクな情報を教えてもらいます。
今さら聞けない、電力自由化って?
おうちでできる節約術の前に、知っておきたいのが電気を購入する会社の選び方。「電力自由化」って言葉はなんとな~く聞いたことはあるけれど、どういうこと?
「今までは地域で決まった電力会社からしか電気を買えませんでしたが、電気をどこの会社から買うか自由に選べるようになったんです。都市ガスも2017年4月から自由化が始まっていて、今では電気もガスも好きなところから購入することができます」。選び方次第で、電気代を安くすることもできるそうです。特に気にしていなかった...なんて方も、自分に合った会社やプランを選ばないと損ですよ!
新メニューに切り替えるだけで安くなる!
自由化が始まってから特に何も変更していない方は、中部電力の従来の料金メニューのままになっているはず。そんな方は、ひとまず中部電力の新メニューに切り替えておくだけで、おトクになるんだとか!?
切り替えるだけで、毎月100円の割引があるプランもあるそうで、中部電力の家庭向けウェブサイト「カテエネ」の会員なら割引が150円(または150ポイントプレゼント)に。ただし、オール電化の方は今のプランが最適で変更されないほうが良い場合もあります。ちなみに、2018年10月時点で、中部電力で新メニューに切り換えをしていない人はまだ5割以上いるそう。つまり、5割以上の人が割引されていないということに...!今すぐ切り換えなきゃ損ですね。
おトクな組み合わせを選ぼう!
電気を販売する会社では、インターネットやガスなど他の生活サービスと組み合わせて割引をしていることがほとんど。各家庭にぴったりな組み合わせから選んでみるのもおすすめです。ちなみに、キャッチネットワークと中部電力のセットプランだと特典ポイントが貯まるって知っていましたか?詳しく知りたい方は、KATCH 電力・ガスサービスページまで。
また、中部電力では、夜間おトクに電気を使える「スマートライフプラン」、電気をたくさん使う家庭向けに「おとくプラン」・「とくとくプラン」といった生活に合わせたプランも用意しているそうです。このように各々のライフスタイル、電気の使用状況に合わせた最適なプランを選ぶことも可能。ぜひ電力会社を選ぶ際の参考にしてみてください。
まずは冷蔵庫から節約
それでは、ここからは「節電」・「節約術」などについて紹介していきます。家庭での電気消費率が高い家電のランキングから見てみましょう!そのトップ3は...1位 冷蔵庫。2位 照明器具。3位 テレビ。特に、全体の14.2%(※1)を占めている冷蔵庫は節約のカギになりそう!
「冷蔵室や野菜室には、ものを詰め込みすぎないこと。空気が循環しづらくなって、温度にムラができてしまう原因になります。食品を入れるのは、冷蔵庫内の7割までが目安です」と服部さん。逆に、冷凍室にはしっかり詰め込んだほうが良いんだとか!食品同士が保冷剤のような役割を果たして、お互いを冷やし合ってくれます。
(※1)経済産業省 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー基準部会(第17回)資料「トップランナー基準の現状等について」より
名コンビのエアコン×サーキュレーター
ほかにも、冬場に気になるのがエアコンの電気代節約術。実は、冷房だけではなく暖房にもサーキュレーターが効果を発揮するんです!夏のイメージが強いのに、ちょっと意外ですよね。ポイントは、エアコンからなるべく遠い向かい側に、高い場所ではなく足元に置くこと。そして、サーキュレーターの風向きは真上に向けること。これで、暖かい空気を効率よく部屋全体に循環させることができます。
エアコンだけのときより、設定温度を1℃下げてサーキュレーターを使ったときのほうが約10%の省エネに!夏だけ使って押入れにしまっていたサーキュレーター、冬にも活用すべしですね。
電気を盗む犯人!?待機電力に注意
知らないうちに電気を消費してしまっている「待機電力」。つい見逃しがちですが、一世帯あたりの年間電気消費量のうち、なんと5.1%(※2)を待機電力が占めているんです!結構大きな数字ですよね。
気をつけるべきは、電子レンジなど常にモニター表示をしているもの。テレビなどリモコン操作へのスタンバイ状態で電力を消費しているもの。コンセントを抜くことで待機電力を減らせますが、毎回抜くのもなかなかできなかったりしますよね。それなら、オンオフできるスイッチ付きタップを使うのが便利です。ただし、録画予約してあるテレビやDVD、デスクトップパソコン、ガス給湯器などコンセントを抜いてはいけないものもあるので注意が必要です。
(※2)経済産業省 資源エネルギー庁「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」より
今すぐ実践して冬に備えよう!
知っているようで知らない電気の話、今日から早速実践できることもいっぱい!中部電力ならまずは新メニューに変えるだけでおトクに。
また、進学・就職によって家族構成が変わったら電気の容量を下げるなど、電気料金メニューを見直すのも良いかもしれません。年間で考えると結構な節約になるかも!?そして、電気のメニューや割引、ポイントを使いこなして節約しちゃいましょう。普段の家電の使い方も、ちょっとした意識で電気代削減に。これで冬を迎えるのも怖くないかもですね!?(取材:齊藤美幸/2018年10月取材)
夏の電気代節約術はこちら!
■ひと工夫で電気代をおトクに!夏の省エネ対策を中部電力ミライズの「カテエネショップ」店長が伝授
蒸し暑さに欠かせないエアコンをはじめ、消費電力の高い家電の上手な使い方やお得な電気プランを紹介します。
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