3回目の紹介となりました「三河弁」シリーズ。過去シリーズは、ご覧いただけましたでしょうか?全国には様々な方言がありますが、愛知県の三河地域には、「三河弁」と呼ばれるこの土地ならではの方言があり、今でも親しまれています。
さてさて、今回はどんな言葉が飛び出すのか!2人が持っているフリップに書かれた「ばんげしま」の意味とは?西尾市在住の中学校の同級生同士の会話をきいてみましょう。特に、西三河南部で使用されている方言です!
三河弁「春の日常会話」編
<使用用語>
「ばんげしま」夕方「づつない」満腹で苦しい
「はらぎし」腹いっぱい「まわし」準備・支度
<ポイント>
「づつない」は、お腹いっぱいの時に「食べ過ぎて、づつないわ~。」と、さりげなく使えるフレーズですよ!
三河弁 一言練習「ばんげしま」
意味:夕方
使用例:「ばんげしま」には家に帰るね
三河弁 一言練習「づつない」
意味:満腹で苦しい
使用例:たくさん食べて「づつない」わ~
三河弁 一言練習「はらぎし」
意味:腹いっぱい
使用例:おいしいおやつを「はらぎし」食べた
三河弁 一言練習「まわし」
意味:準備・支度
使用例:明日は朝早いから「まわし」をしなきゃ
同中、仲良しアベックの楽しいトーク!
今回、春の日常会話を披露してくれたのは、ダブルみっちゃん(81歳)(※2人とも、あだ名が「みっちゃんでした」笑)。西尾市立福地中学校の同級生で、今でも月に1回ほど、仲良しグループで集まっているそうですよ。「じゃん・だら・りん」以外にも色んな言葉がある「三河弁」!興味をもった方は、他の回も、ぜひご覧ください!(取材:樅山香織)
【動画で紹介!三河弁シリーズ一覧】
「三河弁特別講座 vol.1」冬の日常会話編1
「三河弁特別講座 vol.2」冬の日常会話編2
「三河弁特別講座 vol.3」春の日常会話編
「三河弁特別講座 vol.4」男女の青春昔話編
「三河弁特別講座 vol.5」夏の日常会話編
「三河弁特別講座 vol.6」秋の日常会話編