愛知県西三河地域の秋祭りといえば「もち投げ」。この地域に引っ越してきて、もち投げの案内をもらったものの「なんだか怖い…」「本当にとれるのかな?」と不安に思っているあなたは必見!そして「今年も行くぞ!」と意気込んでいる地元民のあなたも要チェック!
もち投げが盛んな碧南市の市民たちに徹底取材し、参戦マニュアルを作りました。結婚式や上棟式、節分祭などのお菓子まきでも活用できるかも!?
なお、本記事ではみなさんから寄せられた生の声をなるべくそのまま掲載していますので、あくまで参考としてご覧ください。参加の際は、現地のルールに従い、マナーを守って楽しみましょう!
【応用編】
声出し
フォーメーション(グループ参戦)
ポジション取り
やぐらに対して「前方」「後方」どこに位置取るかは、事前に決めておきましょう。
・量をとりたい人
前方がおすすめ。ただし、もちが飛んでくる数が多い分、ライバルが多く危険性も高い傾向です。クライマックスで、厄男たちがもちの入った箱をひっくり返すタイミングが大量ゲットの狙い目です。
・安全を確保しつつ楽しみたい人
後方がよいでしょう。飛んでくる数が少ない分、ライバルが少ない傾向にあります。
・一攫千金を狙う人
「特賞や一等賞をゲットしたい場合は中央~後方」という説があります。豪華景品付きのもちは、一般的に1個ずつ、大きく振りかぶって投げることが多いため。
たまにやぐらの中(紅白の幕の内側)に潜み、頭上の安全を確保しながら地面に落ちたもちをかっさらっていく強者もいるとかいないとか(現地のルールに従ってください)。
身体の構え
構え方は大きく二分されます。
(1) 空中戦:降ってくるもちを直接キャッチする
(2) 地上戦:地面に落ちたもちをすかさず拾う
周囲の人と自分とを比べて、自分の背が高ければ空中戦、低ければ地上戦が有利でしょう。立ち上がったりかがんだりして空中・地上の両方を狙うことも可能ですが、もち投げはスピード勝負のため、どちらか一方に絞るのが得策です。
装備
服装:動きやすく、汚れてもよいものがおすすめです。
軍手:手を踏まれてしまった場合に備えて軍手を装備する人も。
袋:もちや景品を入れて持ち帰る「丈夫な袋」などをお忘れなく。もちは案外ずっしり重たいもの。袋が破れて悲しいことにならないよう2重にするか、エコバッグもおすすめ!
移動方法
駐車場のない会場も多いので、徒歩移動が無難でしょう。
大きな豪華賞品が当たった場合は、家族などに連絡して持ち帰る方法を考えましょう。
声出し
「こっち!こっち!」と大きな声を出し、もちを投げる人にアピールしましょう。
「○○く~ん!××さ~ん!!」と名前を呼んだり、「イケメ~ン!」「かっこい~!!」などと叫んだりして意識を向けさせるのも有効でしょう。
フォーメーション(グループ参戦)
親族・友人同士など複数人で参戦する場合、同じ場所に固まり、そのエリアにきたもちをすべてGETするという戦法があります。声出し作戦との相性も◎。
逆に、相討ちを避け、違う場所に分散するという戦法も。ただし、戦利品の配分については事前に調整しておく必要があるでしょう。
マナーを守って楽しもう!
以上、もち投げ(拾う側)参戦マニュアルでした!この記事をまとめている筆者も、幼少期から何気なく参加してきましたが、改めて考えるとさまざまな“戦い方”があるんだなあ…と感じ入ってしまいました。
もち投げに参加する際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。参加の際は、現地のルールに従い、マナーを守って楽しみましょう!(取材:鶴見弥耶/2024年7月取材・撮影)
近所の気になる話題を検索!
検索ボックスに気になるワードを入力して、検索ボタンをポチッ!
【うなぎ】【ラーメン】【スイーツ】などのグルメ情報や、【公園】【イベント】【祭り】などのお出かけ情報も満載♪