愛知県西三河エリアの秋祭りシーズンには、「もち投げ」に熱狂する市民の姿が多く見られます。なんといっても無料で参加できて、もちはもちろん(もちだけに)、家庭用ラップや箱ティッシュといった生活用品、さらには豪華景品が当たる可能性も!そんな非日常的なもち投げの日、どんな光景が見られるのでしょうか?
実際にもち投げに参戦した経験のあるみなさんに、思い出を聞いてみました。あなたはこのエピソード、「あるある」?それとも「ないない」?
なお、本記事ではみなさんにお聞きしたコメントをなるべくそのまま掲載しており、必ずしも事実確認をした情報ではありません。一人ひとりの思い出としてお楽しみいただければ幸いです♪
エンジョイ勢とガチ勢がいる
- エンジョイ勢は後方、ガチ勢はやぐらの真下に控えがち。
○○く~ん!こっちこっち!
- もちを投げる人の名前が響き渡る。同じ町内の顔見知りや親族のパターンが多いため、しっかり名前で呼ばれる。
プチ同窓会になる
- 町内の顔見知りが集まるため、「○○ちゃん帰ってきてたんだ!」「○○くん子ども生まれたの!?」など近況報告が始まる。
病院沙汰
- 理由は定かではないが、年によっては救急車が来る。開始前から待機している地域もあるという。
編集部より:一意見ですのでご了承ください。
一族の集まりが同時開催される
- もち投げ(秋祭り)に合わせ、親族一同が集まってお寿司をとったり、庭でバーベキューをしたりする。
- そして、もち投げ会場まで徒歩移動。もち投げが終了すると家に帰って戦利品を並べ、自慢し合う。
思春期が境目
- 上記のように一族で参加していた子どもたちは、思春期で下記2パターンに分かれる。
(1)会場で知り合いに会うのが恥ずかしくなり、リタイアする
(2)そのままガチ勢を極める - なお、(1)のパターンを通っても、結婚したり子どもが生まれたりといったライフスタイルの変化に伴い、一周回ってガチ勢に回帰することもある。
最終奥義・箱ひっくり返し
- クライマックスになると、投げる側はもちを手づかみせずに箱をひっくり返すなど一気に消費を始める。
一時帰宅
- 一旦もちを自宅へ持ち帰り、同封された抽選くじを取り出す。何がいくつ当たったのかを計算し、持ち帰るための袋などを用意したのち再度会場へ繰り出す。会場と家が近いからこそなせる技。
- 乳母車に景品を積んだ人が目撃されがち。
生活用品1年分調達する
- 「箱ティッシュや家庭用ラップはもち投げで調達する」という人も多い。
- 「醤油は買ったことない」パターンもある。
豪華景品が当たったら…
- 豪華景品が当たったら、厄年のみなさんにお返しをする。
編集部より:碧南市の方から、「特賞と1等賞が当たった時、父が『持っていかなきゃ!』と、一升瓶のお酒を買って、景品と引き換えに渡していました。『いいことばっかりじゃ、いかんからね』と言っていました」との声が届いています!
一族でもちを融通
- たくさんとれたら、参加できなかったおじいちゃん、おばあちゃんの家へおすそわけ。
冷凍庫に大量のもち
- 数日のうちに食べきれない分は、冷凍する。
- ホットプレートで焼肉をするときに焼いて食べる。
- 正月まで持ち越してお雑煮に入れる。
(文:鶴見弥耶/2024年7月取材)
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