夏休みが近づくと、パパ・ママを悩ませる「子どもをどこに連れて行こう?」問題。毎日家で退屈している子どもが少しでも楽しめるようにと、ショッピングセンターやテーマパークに出かけるという人も少なくないはず。
この夏は愛知県西尾市の「モノンクルのいえ」でちょっと特別な体験をしてみませんか?子どもの「できた!」「楽しかった!」が聞こえる、忘れられない夏の思い出になること間違いなしです。
※2024年5月取材・撮影、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
東幡豆ののどかな住宅地にある築100年の古民家
名鉄蒲郡線「東幡豆」駅より徒歩7分の「モノンクルのいえ」は、のどかな住宅地の中にある古民家です。レンタルスペースとして、イベントや各種教室などのワークショップ、宿泊にも利用できるほか、不定期にランチをいただけるカフェでもあります。
緑が生い茂る庭には広いウッドデッキもあって、おばあちゃんの家に来たような懐かしい気持ちになれます。なんと築100年の古民家をリノベーションしているというから驚きです。
ごろごろしたくなる居心地のいい空間
趣のあるこの家は、職人さんをはじめ、店主の杉浦基さんと友美さん、お友達などみんなで作り上げたそうです。畳とちゃぶ台がある居間は居心地もよく、ついごろんと横になってしまいたくなりますね。
子どもを連れて外出する際、子どもが騒いだり走り回ったりすると、親としてはどうしても周りに気を遣ってしまうもの。「モノンクルのいえ」では、「元気に走り回って、遊んでOK」! 大人も子どももストレスなく過ごせる空間づくりを大切にしているので、周りに気兼ねなく過ごすことができるのだそうです。
大人も子どもも大はしゃぎの「流しそうめん」
「モノンクルのいえ」は、利用者の“やってみたい!”が叶う場所。夏の風物詩でもある流しそうめんも、いざ自分でやろうと思うと、竹の用意や場所の確保、後片付けなど、なにかと面倒だと感じてしまいますが、ここなら準備段階からみんなで楽しみながらイベントを作り上げていくことができます。
食べた後はたっぷり遊んでも、もちろんお昼寝してもOK。その場に居合わせた人同士がいつの間にか仲良くなっていることも多く、参加者の中には「子育てのことで悩んでいたけれど、他のママさんに相談できてよかった」「子どもは学校の外で遊ぶことが少なかったけれど、ここへ来て楽しそうにしてくれてよかった」と話す人もいるそうです。
失敗してもおいしい「そば打ち体験」
型にとらわれず、みんなで楽しくやれるのが「モノンクルのいえ」の魅力。通常のそば打ち体験では、最初から最後までずっとその場にいなければならず、小さい子どもでは集中力が続かなかったり、周りに迷惑をかけないようにするあまり、親も気疲れしてしまったりすることも多いですよね。
ここでは、途中で飽きたらやめてもいいし、食べたくなったら戻ってきてもいいので、大人も子どももリラックスしながら取り組めるそうです。「失敗してもいいから楽しくやってもらえるように心がけました」と友美さんは話します。
「餅つき」だって一年中できちゃう!?
年末年始の行事である「餅つき」も、臼と杵があるので一年中楽しめるとのこと。「夏の暑い時期は餅が固まりにくく、あまりおすすめできませんが、お友達同士の交流などにぜひご利用ください。そもそも餅つきは、家族みんなで一つのことをやり遂げるという古き良き日本の文化です。自分で食べるものを自分で作るという体験を通して、子どもが主体となって楽しめると思います」。キッチンや食器、調理器具も完備されているので、つきたての餅を使って料理をするのもいいですね。
流しそうめんやそば打ち、餅つきは、「モノンクルのいえ」のイベントとしても開催しているので、インスタからチェックを。もちろん、利用者の希望に応じてオプションでつけることも可能です。
シェフが手がける食事も絶品!
「誕生日会を開きたいので、子どもたちが好きそうな洋食を出してほしい」「食材を持ち込むのでそれを使ってスイーツを作ってほしい」「ヴィーガンランチを楽しむ会を開きたい」など、ちょっとわがままで気が引けてしまうような要望でも、シェフの基さんなら快く対応してくれます。素敵な手料理を囲んだら、いつものママ会だって特別な時間になりそう!もちろん、不定期に開催されるランチでも特製カレーやプレートランチなどを楽しめるので、インスタでの情報をチェック!
「1日だけカフェを開いてみたい」「パン教室を開いてみたい!」なんていうリクエストでも、基さんや友美さんと一緒に楽しく実現できますよ!
みんなの“やってみたい”を叶える場
もともと、古民家を改装して飲食店をやりたかったと話す、シェフの基さん。いい物件がないかと探していたところこの場所に出会ったそうです。「外観を見てすぐに気に入り、即決でした。ただ、ここは契約上飲食店としては登録できないため、レンタルスペースとして皆さんに活用してもらうのはどうか、という話になりました。だからここは、皆さんの“やってみたい”という思いを叶える場所なんです。私たちはそのお手伝いをしているだけなんですよ」。
友美さんも「やりたいことはあるけれど場所がなくてできない、やり方がわからないという人でも、一度相談してもらえれば、どうしたらできるかを一緒に考えるようにしています」と話します。
「出逢いの古民家」として気軽に訪れて
ほかにも、「子どもが主催する縁日をやってみたい」「友人たちとゆっくりとバーベキューを楽しみたい」など、「モノンクルのいえ」ではさまざまなイベントが実施されています。「今のところ、できないことはないかなと思っています(笑)。誰かのチャレンジを応援する家でありたいし、そこから生まれる新しい出逢いを楽しんでもらえたらいいですね」と基さん。
今年の夏も、流しそうめんや夏祭りなど楽しいイベントを企画中。親子でなにかに挑戦してみてもいいですね!「モノンクルのいえ」で新しい出逢いと特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。(取材:光田さやか/2024年5月取材・撮影)
モノンクルのいえ
住所:愛知県西尾市東幡豆町田中54-1
TEL:090-3938-5626
営業時間:10:00〜17:00
定休日:なし
駐車場:最大12台可
各種体験イベントの予約方法:公式LINEまたはインスタグラムから
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