『フリースタイルフットボール』。ご存知ですか?日本でも近年、注目が高まってきているヨーロッパ発祥のストリートスポーツです。簡単にいうと、魅せる「サッカーのリフティング」。
実は、フリースタイルフットボールの全国大会で日本一に輝いた小学4年生が近所にいるんです。今回は、その凄技キッズ「しゅんぺー」に日本一のテクニックを特別にみせてもらい、上達するためのリフティングテクニックを教えてもらいました!
日本一のテクニック!魅せるリフティング
まずは、フリースタイルを披露してもらいました。全国大会でも評価されたテクニック。『フリースタイルフットボール』の大会は、1対1のバトル形式。技の難易度、バリエーション、独創性などを基準に勝敗を決めます。
様々なトリックを次々に繰り出していますが、実は、音楽のリズム、曲調にあわせてその場で技の構成を考えているという凄技。
世界レベルな凄技3連発!
1.「ツイストリーラードラゴンフライ&クロスオーバー(NT)&クロスオーバー(NT)」子どもで出来る選手は、ほぼいないというコンビネーショントリック。
2.「バックロールクロス」国内では大人のトップクラスの選手しか出来ないレベルのトリック。
3.「パラドックスクロスフット」世界で彼しかできないビックトリック。
すぐに実践できるコツを初公開!
ここからは、初級・中級・上級と3つのカテゴリーに分けて、すぐに実践できるリフティングテクニックのコツをお伝えします。
サッカーをやっている子どもから、趣味でフリースタイルをプレーしている大人まで、誰でも参考になること間違いなしです!日本一の小学生によるレッスン。参考になるワンポイントアドバイスもあります。
初級編「ツイストリーラー&バックサイドクラッチ」
「ツイストリーラー」
1.先行動作として、軸足を外に向ける
2.インサイドではなく、インステップ部分を使いボールを上げる
※ポイントは、ボールをなるべく高く上げること。
「バックサイドクラッチ」
1.ボールの外側から足を回す
2.軸足をボールに合わせ、片足で着地してボールを挟む
※ポイントは、ボールを挟む際に、かかとを浮かすこと。
中級編「ネックキャッチ」
1.ボールを頭の位置まで蹴り上げる
2.頭・肩甲骨・両ひじ3点で固定できるように体勢をつくり、ボールを受ける
※ポイントは、「顔」「両ひじ」を上げること。ボールを受ける際に、ひざを使って少ししゃがむこと。
上級編「アラウンド ザ ワールド(IN)」
1.低い位置でリフティングを行い、ボールを回す足の太ももを高くあげる
2.ひざ下のみを使ってボールをまたぐ
※ポイントは、ボールをまたいで当てる際、ひざは外側、つま先は内側に向けて、インサイド側にボールを当てる。ボールをあげる前のリフティングは、ひざ下を意識し低く行うこと。
フリースタイルフットボールプレーヤー・しゅんぺー
愛知県刈谷市在住で、現在、小学4年生。父親の影響で0歳からリフティングを始め、1歳の頃には既に足でボールを触っていたそう。
リフティングが出来るようになったのは4歳の頃。5歳頃からは、サッカーも始めた。平日は毎日自宅、休日は刈谷市総合運動公園で練習を続けているとのこと。
2017年9月に開かれた小学生フリースタイルフットボール選手権で見事、日本一に。次なる目標は、大人も含めた大会で優勝することで、その先は世界大会を見据えている。(取材:角谷佑希/2017年12月取材)