みなさんがいつも目にする自動販売機。毎日利用するという方も少なくないはず。
西三河エリアには、「うなぎ」や「モンブラン」、「干物」などが販売されている自動販売機があるのをご存じですか?
今回は、西三河エリアの変わり種自販機特集【第1弾】【第2弾】に引き続き、西三河エリアの珍しい自動販売機をご紹介します!
【過去の掲載記事はこちら】
西尾駅に突如現れた自販機群
今回ご紹介する自動販売機は前回の記事で紹介した肉の石川屋の「お肉の自販機」の左右両隣の2台。「あれ?前回より少ないな」と思ったそこのあなた、ちょっと待ってください!
自動販売機の台数は少なくても、出品している数はなんと5店舗6品…!?
それぞれの商品の魅力をたっぷりお届けします!
4店舗5商品を詰め込んだ「コレうまいじゃん」
茶色い本体に「コレうまいじゃん」とだけ書かれたこちらの自動販売機。噂によると側面にも大きく「コレうまいじゃん」の文字が隠れているとかいないとか…?
こちらの自動販売機には、4店舗から5つの商品を集めて販売しているそう。
商品を覗いてみると西尾市の「うなぎの兼光」や碧南市の「Attract奥山」「七福醸造」、安城市の「大橋農園」の商品が販売されていました!
カットうなぎ蒲焼
写真提供:兼光水産株式会社
西尾市のうなぎの兼光からは「カットうなぎ蒲焼( 50グラム×2パック入り1,700円・税込)」を販売。温めてご飯に乗せるだけで本格的なうなぎの蒲焼を楽しむことができます。
レンジで温めてからグリルやトースターで焼くと、さらに香ばしさが引き立つそう。
50グラムの小分けになっているので、普段のご飯にちょい足しするのも◎
ふっくらと焼き上げた一色産のうなぎと、オリジナルのタレでご飯が進みます!
特製 煮込みハンバーグ
碧南市にある洋食レストランのAttract奥山からは2品を販売。ひとつ目は添加物不使用の「特製 煮込みハンバーグ(3個入り2,000円・税込)」。
ハンバーグには、お肉のうまみを感じるように特注した超あらびき肉を使用。キノコがたくさん入った特製デミグラスソースもたっぷり入っています。
冷凍されたハンバーグが真空パックで小分けになっているので、お皿に移し、電子レンジで温めるだけで、食べたいときに食べたい分量だけを調理できるのは嬉しいポイント!
薔薇のぜいたくモンブラン
写真提供:Attract奥山
Attract奥山のもうひとつの商品は、大粒の栗の甘露煮をごろっと1粒入れた「薔薇のぜいたくモンブラン(2個入り1,500円・税込)」。北海道産の生クリームと、薔薇の花びらを模した濃厚なマロンクリームを合わせたプレミアムな一品です。
モンブランは冷蔵庫で3~4時間おいて解凍するだけで食べられるので、冷凍庫にストックしておくと、いつでもおいしいモンブランを食べることができます!
一般的なモンブランと違い、見栄えが華やかなので、来客用のお菓子としても喜ばれること間違いなし。三河赤鶏の白だし唐揚げ
写真提供:七福醸造株式会社
碧南市にある七福醸造からは、愛知のブランド鶏「三河赤鶏」と七福醸造の「白だし」を使った「三河赤鶏の白だし唐揚げ(10個280グラム入り1,200円・税込)」を販売。
柔らかいお肉が特徴の三河赤鶏と、香り高い白だしがマッチしていて、うま味が口いっぱいに広がります。
油を使わずにレンジやトースターで温めるだけで美味しく食べられるので、忙しい毎日の一品やお弁当のおかずにもぴったりです!
チンゲン菜餃子
安城市にある大橋農園のベビーチンゲン菜を使った「チンゲン菜餃子」は25個入りで1,600円(税込)。
餃子の餡には食感を残したチンゲン菜がたっぷり入っているため、シャキシャキとした食感がたまりません…!
しっかり味付けされているので、まずは調味料をつけずにそのまま食べるのが◎
ベビーチンゲン菜を作っている大橋さんのおすすめの食べ方は、ボイルしたチンゲン菜餃子にゆずポン酢と刻みしょうがを合わせる水餃子スタイル。さっぱりした味わいで暑い日でも食欲がわきそうです。
干物ガチャが楽しめる三矢水産の自動販売機
続いてご紹介する変わり種自動販売機は、こちらの干物の自動販売機。みなさん干物が買える自動販売機って見たことありますか?
こちらの自動販売機では、西尾市にある三矢水産株式会社で作られた、こだわりの海産物が販売されています。
気になるのは「干物ガチャ」の文字。「いったい何が出るのか…」と、好奇心がくすぐられます! 三矢水産の本社におじゃまし、自動販売機に補充する前の商品を見せていただきました!
メジロ+おまかせ干物1種類
1番人気は「メジロ+おまかせ干物1種類(1,200円・税込)」、お寿司屋さんで生で食べられるような高品質のメジロの干物と、旬の干物がランダムに1つ入っています。
メジロはパッケージに収まらないため、折りたたまれて入っていました。
実はこの魚をメジロと呼ぶのは三河地方特有らしく、真アナゴというのが正式名称なんだとか。
干物の大きな骨は処理してあるため、フライパンやトースターで焼いてそのまま食べられるお手軽さも人気のヒミツだそう。
干物ガチャ
そして気になる「干物ガチャ」は三矢水産の自慢の干物が2種類入って900円(税込)。金目鯛やさわら、甘鯛やのどぐろといった高級魚をはじめ、スーパーではめったに見ることのない、珍しい旬の海産物をランダムで入れているんだそう。
お店で購入するよりも安く手に入るそうなので、お得に干物を楽しみたいという方は1度運試しをしてみては?
三矢水産の干物の自動販売機は、西尾駅と佐久島行き船乗り場の2カ所に設置されています!
まだ見ぬ変わり種自動販売機を求めて
今回は名鉄西尾線西尾駅の自動販売機の中から、珍しいと思った2つの自動販売機を紹介させていただきました。気になる商品はありましたか?
今回紹介した商品は全て冷凍製品なので、長時間持ち運ぶ場合は保冷バッグなどを持参するのもお忘れなく!
これからも情報が入り次第、どんどん紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!(取材:水尾 友哉/2023年5月取材)