ランクルファン注目！「ランクルBASE」が愛知県刈谷市にプレオープン

あれこれ
刈谷市

2023年5月15日

ランクルファン注目！「ランクルBASE」が愛知県刈谷市にプレオープン

トヨタ車の中でも有名な「ランドクルーザー」。耐久性に優れた車体と高い走破性が魅力で、世界中から人気を集めています。

そんなランドクルーザーのファンにとってたまらない場所「ランクルBASE（ベース）」が、2023年１月に愛知県刈谷市でプレオープンしました。いったいどんな場所なのか、取材しました。

ファンにはたまらない車が並ぶ「ランクルBASE」

愛知県刈谷市一里山町に誕生した「ランクルBASE」は、トヨタ車体グループが企画・運営しています。取材時には4台のランクルが並び、大迫力！展示されている車は不定期で入れ替えられる予定で、これまで販売されたさまざまなシリーズのランクルが並ぶそう。

オーストラリアで販売されているランクル70（ななまる）と、中東で販売されているランクル70（ななまる）が隣り合わせで並んでいて、国によって仕様の違いが分かります。ランクルファンにとってはたまらないのではないでしょうか？

さまざまな分野でランクルに関わったスタッフが勢揃い

「ランクルBASEという名前ですが、ランクルに限らず、自動車のカスタムや用品販売・整備車検を行っています」と話すのは、ランクルBASE店長の三浦正人さん。「ランクルをもっと盛り上げたい、お客さんと直接話ができることで改善点を見出してもっといい車を作っていきたい」という思いから誕生したランクルBASEには、これまでランクルの試験走行を行った人、パソコン上のシミュレーションで車の安全性を確認した人など、さまざまな角度からランクルに関わったスタッフが在籍。

車の不具合やカスタムの相談が気軽にできるため、訪れる人が信頼を寄せています。

旧車もOK！修理やメンテナンスも相談できる

ランクルBASEには、北は北海道、南は宮崎から訪れる人もいるとのこと。取材の日は愛知県東海市から、愛車のランクルに乗って念願のランクルBASEへやってきたお客さんを発見！

「もっと知識がないと古い車に乗れないと思っていたが、プロが見てわかりやすく教えてくれるから、現代の車に乗る感覚でランクルに乗れる」と話すお客さん。

スタッフに自分の車をみてもらって通常と異なるエアコン部品の音に気が付いたそう。

カスタム相談はもちろん、スタッフとの会話も楽しみの一つ

特に修理の相談がなくても、ファンとスタッフが交流を深められるのもランクルBASEの特長です。

自分でカスタマイズした愛車のランクルをスタッフに見てもらっていた男性は「ホームセンターに売っていたアルファベットを取り付けてみました」「へー！すごい」などと、スタッフと会話を楽しんでいました。「（ランクルBASEが）これから何してくれるんだろうっていうことが楽しみ」と話します。

車好きが集うベースキャンプのような存在に

ランクルBASEという名前には、「車好きの人のよりどころになるような、ベースキャンプみたいな場所にしたい」という思いが込められているそう。「ランドクルーザーは、お客さまの声を聞いて実現していったことで70年間がある。お客さまの声をもっともっと聞いて、『ほしい』とか『こんなことやりたい』を実現できる場所にしたい」と三浦さんはランクルBASEの展望を語ってくれました。ランクルBASEでは不定期に展示の内容を変えていくそうなので、展示内容をチェックしに訪れてみてもいいかもしれません。（記者：近藤里奈）