日本でもすっかり定着し、誰でも楽しめる人気のイベント・ハロウィン。仮装やパーティーもいいけど、今年はフォトジェニックな写真を撮って、ハロウィンを思いっきり楽しんでみては?
以前、紹介した海水浴企画に続く第2弾として、今回もプロカメラマンにSNS映えする写真の撮り方、愛知県西三河地域の撮影スポットを聞きました!
今回教えてくれるのは、この人!
前回の海水浴企画に引き続き、コツを教えてくれるのはプロカメラマンのYUSUKE333さん。
ポートレート撮影を得意とし、巧みな話術で被写体の豊かな表情や魅力的なポージングを引き出します。自身もインスタ映えについて研究しているというYUSUKE333さんに、今回はハロウィン気分を楽しめるフォトジェニックな写真の撮り方を教えてもらいました!
モデルは、近所のはなし編集担当の樅山と角谷。体をはってがんばりました!(笑)
森の中で非現実的な世界観を演出
ハロウィンといえば、魔女! せっかく本格的な仮装をするならリアリティのある写真を撮ってみようと訪れたのは、西尾市の「いきものふれあいの里」。
緑豊かなこの場所で、"森の中に住む魔女"をコンセプトに撮影してみました。ポイントは手前に木の枝や葉を入れること。奥にいる人物をのぞきこんでいるかのようになり、写真に奥行き感が生まれます。衣装だけでなく背景にもこだわると、ハロウィン気分も一気にアップしますね!
ハロウィンカラーを使ったアートを背景に
次に注目したのは、JR安城駅近くのお店「人形の金魚屋」の壁に描かれた絵。オレンジや黄色、黒などハロウィンカラーが使われた絵を背景に撮影することに。
ポイントは絵に対して正面から撮影することと、余計なものを入れず絵が画面いっぱいになるように撮影すること。人物を入れる場合は中央ではなくどちらかに寄り、あいている方に目線を送ると、壁の絵が際立つのだそう。「足を組んで壁に寄りかかるようにすると、脚長効果にもなりますよ!」
ちょっと不気味な?インパクトのあるものを!
続いては、高浜市の「鬼みち」。名鉄「三河高浜駅」から「高浜港駅」までをつなぐ道に鬼をモチーフにしたモニュメントがいくつも並びます。
今回ピックアップしたのはインパクトのある鬼瓦。ここではアングルをできるだけ低い位置から見上げるようにして、モニュメントにぐっと近づいて撮影することで迫力のある写真になります。
横一列に並んでいるものの中に入って撮るのも、フォトジェニックな写真が撮れるコツのひとつです。
観覧車のイルミネーションでナイトパーティー感
最後は、イルミネーションを背景にナイトパーティーのような楽しい写真を撮ろうと「刈谷ハイウェイオアシス」へ。ポイントは顔に光を当てること。
注目したのは、なんと自動販売機!自動販売機の隣に立ちイルミネーションと顔の両方に光が当たるようにすると、背景のイルミネーションを生かしながら楽しい表情もしっかりと写すことができるのだとか。そのほか外灯やコンビニの明かりも活用できそうですね。
いつも見ている近所のモノや場所が、プロの視点で見るとハロウィンらしさ満点の風景に早変わり。近所のみなさんも、紹介した場所、テクニックを実践してハロウィンを思いっきり満喫してください!(取材:松本翔子)