愛知県刈谷市を本拠地とするV.LEAGUE DIVISION1 MEN所属の男子バレーボールチーム「ジェイテクトSTINGS」。2019-20シーズンにV1で悲願の初優勝、そして令和2年度天皇杯の初優勝をかざったものの、その翌年は4位、昨シーズンは7位と悔しい結果に。
2022年10月22日に開幕する、国内最高峰のバレーボールリーグで再び日本一を目指すジェイテクトSTINGSは、今シーズン5人の新加入選手を迎え、戦います。チームの状態や、選手のことなどを、キャプテンの本間隆太選手にお聞きしました。
今シーズンの状態は?本拠地に潜入
2022年10月初旬、こちらは、本拠地愛知県刈谷市にある体育館。
経験豊富な新加入選手が加わり、ファンからの期待もこれまで以上に高まる今シーズンを前に、練習が行われていました。体育館に響き渡るかけ声やボールの音に緊張感が走ります。
キャプテン 本間隆太選手
キャプテンは、日本代表や海外でのプレー経験がある本間隆太選手。
チームについて「技術的なところでいくと、サーブが非常に良いチームです。プレーの始まりがサーブなのでも、最初の一手から相手にプレッシャーかけられるところがいい影響を与えられると思います。また、日本代表選手が多く集まり、キャプテンシーを持った選手がたくさんいることも、よりチームが一つになっている要因だと感じます」とチームの特長を話します。
攻撃の要 西田有志選手
今年度の日本代表チームでも活躍する西田有志選手。3年間所属したジェイテクトSTINGSを離れ、昨シーズン1年間イタリアのリーグに移籍し、今シーズン再びジェイテクトに戻ってきました。
前衛ではもちろん、後衛でもバックアタックを積極的に打つ攻撃の要とされる、「オポジット」というポジションを務めています。
身長186センチと、男子バレーボール界では決して高くない身長ですが、持ち前のジャンプ力とテクニックをいかして、得点を重ねます。
日本代表キャプテンも務めた 柳田将洋選手
2018年~2020年まで日本代表のキャプテンを務めた柳田将洋選手も、昨シーズン王者のサントリーサンバースからジェイテクトに移籍。サントリーではV1の2連覇に貢献しました。
海外でのプレー経験も豊富で、最前線で戦ってきている選手の1人。チームからもファンからも期待が寄せられます。
正確なトスでチームを支える 関田誠大選手
西田選手と同じく日本代表のメンバーでセッターを務める、関田誠大選手も、今シーズンからジェイテクトに加入しました。関田選手も、昨シーズン海外でプレー。 世界最高峰リーグの一つ、ポーランドリーグで経験を積んできました。
柳田選手とは、同じ東洋高校出身。再び同じチームでプレーする姿に、ファンからの注目が集まりそうです!
「日本一仲が良い!」が強さの秘訣
プライベートでは2児のパパでもある、キャプテンの本間選手。夏にはフローラルガーデンよさみ(刈谷市)で水遊びをすることもあるそう。
「チームメイトとはBBQをしたり、焼肉オモニに行ったりします。みんなホントによく食べるんですが、美味しくてコスパがよくておすすめですよ!」
練習以外でもコミュニケーションが盛んで、「日本一仲が良いのでは」と話す本間選手の笑顔から、チームの明るい雰囲気を感じます。
ジェイテクトSTINGSを応援しよう!
「ジェイテクトSTINGS」が所属する国内最高峰のバレーボールリーグ「V.LEAGUE DIVISION1 MEN」は、いよいよ10月22日(土)から開幕!
10月22日(土)・23日(日)は、ウルフドッグス名古屋と対戦。29日(土)・30日(日)には、堺ブレイザーズとの試合がウィングアリーナ刈谷で行われます。
選手たちの迫力満点のプレーが目の前で見られるチャンス! 皆さんも試合会場に足を運んで、「ジェイテクトSTINGS」の選手を応援しましょう!(取材:近藤里奈・樅山香織/2022年10月取材)