歌うのが大好きでよくカラオケに行くけれど、「カラオケは大手チェーン店しか行ったことがない...」という人、多いのではないでしょうか?今回取材したのは、愛知県知立市にある「ロコステージ」。広々とした空間は音響設備が抜群で、大型のプロジェクターで歌詞を追いながらのびのびと歌うことができます。シニア層のお客さんで大盛り上がりだというお昼のロコステージに、近所のはなし取材班がおじゃましてきました。
ロコステージならではのカラオケシステムやマスターこだわりの音響設備、カラオケ以外の楽しみ方など、お昼の看板スタッフである神谷和子さんにお話を聞きました。
まるでクラブ?バー?のような外観
知立駅南口から5分ほど歩いたところに位置するロコステージ。一見、クラブのような、バーのような外観をしています。もともとディスコとして夜の営業のみを行っていましたが、2004年頃からカラオケ・イベント会場として、昼の営業をスタートしたそうです。
お昼の部は知立市に住むシニア世代の憩いの場として、夜の部は外国人のお客さんを中心とした交流の場として、多くの人に利用されています。
のびのび歌える広々空間
店内に入り廊下を進むと、他のカラオケ店ではなかなかお目にかかれない、広々とした空間が広がっています。「この広さと天井の高さは知立市でナンバーワンでは?」と神谷さん。部屋の奥にあるプロジェクターの大きさにも、初めて訪れる人はびっくりするそうです。
ロコステージのカラオケは6枚500円(税込)のチケット制。1枚で1曲歌うことができ、チケットに曲名・リクエストナンバー・名前を記入して店員さんに渡せばOK。名前を呼ばれたらマイクを握って思いっきり歌いましょう!
マスターのこだわりが詰まった音響設備
自慢の音響設備は一般的なカラオケ店にはなく、ミキサーやアンプをカラオケ設備とつなげているため、空間全体に音や歌声が響きます。ボリュームのある音を出すことができますがハウリングせず、マイクの吸い込みが良いそう。
カラオケ好きにとってはたまらない歌いやすさで、つい真剣に歌を歌ってしまうのだとか。
食べ物の持ち込みOK
ロコステージは、なんと食べ物の持ち込みOK!近くのスーパーでお弁当を購入してから来店し、お弁当を食べながら夕方まで過ごす人もいるのだとか。また、お客さんの中には「みなさんでどうぞ」とたくさんのお菓子などを持参し、その場にいる全員にふるまう人もいるそうです。
ドリンクは1杯600円(税込)で提供しています。ドリンクの持ち込みはできないので要注意です。
アットホームな雰囲気が人気の秘密
ロコステージに長く通っているというお客さんにお店の魅力を聞いてみると、「ほかのお客さんとの交流を楽しみながら、思いっきり歌を歌えるのが気に入っています」と教えてくれました。ロコステージに来た人はみんな友達になってしまうほど、店内はアットホームな雰囲気で溢れています。
一度足を運んだらリピートしたくなるこのお店は、昔からのお客さんが多く、お昼の部のスタート当初から通い続けている人もいるそうです。また、「神谷さんの人柄が素敵で通っています」と話してくれたお客さんも。みんなを温かく迎えてくれる神谷さんは、お客さんから大人気です。
ガラッと雰囲気の変わる夜の部
日本語ペラペラのフィリピン人女性が切り盛りしている夜の部は、お酒を片手にカラオケを楽しむことができます。ドリンク1杯700円(税込)~、おつまみなども揃っているので、他のお客さんの歌声を聞きながらまったり過ごすのも楽しそう。
また、貸し切りも1時間1万円~(食事・飲み物別途)受け付けているので、仲間うちでの集まりにも利用できそう。部屋のみの利用で飲食物の持ち込みも可能なので、気になる人は相談を。
初めての来店でも楽しめること間違いなし!
今回、ロコステージのお昼の部に初めておじゃましましたが、スタッフの神谷さんをはじめ、温かいお客さんたちに迎えられて楽しい時間を過ごすことができました。マスターこだわりの音響設備も堪能でき、のびのびと歌えるロコステージの環境のとりこになってしまいそうです...。
夜の部にもおじゃまして、昼の部とは一味違ったロコステージを楽しむのもよさそう。ぜひロコステージに足を運んで、カラオケはもちろん、お客さんとの交流も満喫してみて。(取材:田中美桜子/2022年9月取材)
ロコステージ
場所:愛知県知立市池端3-15
電話:0566-83-4997
営業時間:昼の部 11:00~17:00、夜の部 19:00~1:00(土曜は19:00~6:00)
定休日:昼の部 木曜・日曜、夜の部 月曜・日曜
ロコステージ公式サイト