毎日子育てを頑張っている皆さん、お疲れ様です。子どもの成長に喜びながらも日々悩みながらなんとか乗り越えている皆さんを応援したい!ということで、主に0歳~6歳のお子さんを育てている皆さんにアンケートを行い、お悩みを徹底調査!愛知県西三河6市の子育て支援センターや公園などに来ていた保護者の皆さんに、子育てする上で困っていることをお聞きしました。
そのお悩みに対して、専門家や先輩ママからのアドバイスなどを前後編に渡って紹介します!前編は「イヤイヤ期の対応」についてです。
後編では、食事のお悩みやきょうだい育児に関するお悩みと、その解決法を探ります。後編はこちらから!
「イヤイヤ期」どう対応すべき?
まず、皆さんにお聞きしたのがずばり、「今一番困っていること」。子育て中の皆さんは日頃どんなことに頭を悩ませているのでしょうか?
「スーパーへ行ってどこかへ行こうとして、それをとめると泣きだしてしまいます」
「公園に行って、もう帰るよと言っても『イヤ!』と言われてすごくストレス」
「イヤイヤ期が大変で、対応に困っています」
主に2歳~3歳の子を持つ親御さんからの悩みで多かったのがイヤイヤ期。精神的に参ってしまう、という声も多く寄せられました。
体裁は脇において「やらせてあげる」!
親はどのように対応したら良いのでしょうか?専門家・愛知教育大学の林牧子教授に聞きました。
「いわゆる2歳ぐらいの脳は、自分の欲求・やりたいこと・欲しい物を我慢する力がどうしても発展途上です。なんでもやりたいし、面白そうと思ったことはやりたい、食べたい、欲しい、となってしまうのです。
例えば、雨が降っていないのに長靴を履くとか、色違いの靴下が履きたいとか、何も問題ないものはいくらでもやらせてあげれば良いと思います。
イヤイヤ期が抜ける時は必ず来る
現在小6の娘さんと小3の双子の息子さんを育てる牧仁美さん。双子の息子さんの壮絶なイヤイヤ期を乗り越えた、先輩ママです。
「双子それぞれがタイプの違うイヤイヤでした。子どもと距離をとって、いったんすごく泣いてもらい、気持ちが落ち着くまでは自分たちのフラストレーションを溜めてもらって、落ち着いてきた時に話すようにしていました。今頑張っている皆さんは、いつ終わるかわからない闘いで、本当に大変だと思いますが、イヤイヤ期が抜ける時は来るし、子どもが言語化してくれる時が必ず来ます。うまく付き合えないことを責めるより、一生懸命生きている自分をほめてほしいです。」
手がかかる子こそ甘えさせてあげる
また、現在中2、小5の息子さん、小3の娘さんを育てている伊藤恵さんの場合は...
「真ん中の次男が、自分がこうしたい、という表現がすごく出る子だったのであまり制限しないようにしていました。たまには一番手がかかる子を二人きりで甘えさせてあげたり、二人で出かけたりすることが、落ち着くことに繋がったのかなと思います。」
今回はイヤイヤ期の対応について、専門家や先輩ママからのアドバイスを紹介しました。
後編では、食事のお悩みやきょうだい育児に関するお悩みと、その解決法を探ります。後編はこちらから!