刈谷駅南口から徒歩約8分の場所にある「刈谷市交通児童遊園」。入園無料&ゴーカートをはじめとする遊具が1回50円(小型遊具は20円)とお手頃料金で楽しめるとあって、休日はもちろん平日も多くの人でにぎわっています。激安の遊園地として、2024年にはテレビ朝日の人気番組「ナニコレ珍百景」で珍百景登録もされました。
また、隣には「夢と学びの科学体験館」があり、はしごして楽しむ親子も多いのだそう。刈谷市交通児童遊園の開園はなんと昭和50年!長きにわたって刈谷市民に愛されている理由や、年齢別におすすめの遊具、比較的空いていて狙い目の曜日など、スタッフさんに聞いてみました。
※2022年3月取材・撮影、2024年5月情報確認
あらゆる乗り物が勢揃い!?
刈谷市交通児童遊園は、当初子どもたちに交通ルールを学んでもらう場所として誕生しました。そのため、園内には信号機(現在は休止)や横断歩道が残っており、自動車や自転車、電車、ヘリコプター、船など、さまざまな乗り物をテーマにした遊具が揃っています。
また、現役を引退した名古屋市電1603号や国鉄D51形蒸気機関車などが展示保存されており、乗り物好きにはたまらないスポットです。
幼児も楽しめる遊具がいっぱい!
ジェットコースターやメリーゴーランドなど、遊園地の定番といえる乗り物が多数ありますが、その規模感は子どもの遊園地デビューにぴったりだと人気なのだそう。
しかも、付き添いの方が同乗すれば幼児でも楽しめる遊具が多いため、兄弟姉妹で遊びにいってもみんなが楽しい時間を過ごせます。中でも人気はゴーカート。休日には長蛇の列ができることもあるそうです。
駐車場渋滞時は近くの市営神田駐車場が穴場
刈谷駅からほど近い場所にありますが、小さい子連れで行くとなると車で訪れる家族がほとんど。そこで問題になるのが駐車場です。土日は駐車場前に渋滞ができることも...。
「そんな時は近くの市営神田駐車場がおすすめです。神田駐車場は有料ですが、30分70円と財布に優しい料金設定ですよ」と教えてくれたのは、スタッフの谷澤さん。1日駐車しても、最大700円(24時間以内上限)なんだそうです。
土曜の午前中は空いていることが多いそう
休日に混雑する刈谷市交通児童遊園ですが、そのなかでも土曜の午前中は比較的空いているそうです。特に混雑しがちなゴーカートは、午前中に楽しんじゃいましょう。
平日は比較的スムーズに遊べますが、月曜は学校が振替休日になることがあるため、混む場合も。また、木曜は空いていることが多いそうです。
1歳の子どもにおすすめの小型遊具
「1歳でも遊園地で遊べるの?」とお考えかもしれませんが、刈谷市交通児童遊園には1回20円という破格の料金で楽しめる「小型遊具」がズラリと並んでいます。
なかでも「キッチンカー」は、ただ乗って楽しむだけではなく、車内の画面を見ながら注文された品物を選ぶというゲーム性も加わっていて、子どもは夢中に...。他にも、電車やパトカー、バイクなど、あらゆる乗り物が揃っています。
2歳~4歳におすすめの遊具
2歳~4歳に人気なのは、「ドルフィンパラダイス」。こちらはイルカに乗って水の上を進み、最後に「ざぶん!」と波しぶきをあげながら坂を滑り降りる乗り物です。ちょっぴりスリルがあり、子どもたちはドキドキ!乗っても服が濡れることはないので安心です。
他にも、ヘリコプター型のボックスに入ってくるくる回りながら上へと昇る「ヘリタワー」や、遊園地の定番「メリーゴーランド」、「ミニ新幹線」で遊ぶことができます。
5歳になったらジェットコースターデビュー!
5歳以上になると、すべての遊具で遊ぶことができます。「キッズコースター」はカーブの多いジェットコースター。本格的な遊園地で遊ぶ前に、腕試しで乗るのにぴったりです。5歳以上であれば、付き添いの方同伴で乗ることができます。
また、人気のゴーカートは付き添いの方が同乗すれば、3歳未満も無料で乗ることができます。運転できるのは小学3年生からなので、それまでは隣に座ってオープンカーのドライブを楽しみましょう。
イベント広場でお弁当♪休日は移動販売車も
お腹がすいたら持参のお弁当を食べるか、休日なら移動販売車(キッチンカー)へ。お弁当は屋根付きのイベント広場や休憩所でレジャーシートを広げて食べる家族が多いよう。移動販売車のスケジュールは刈谷市交通児童遊園 ホームページに掲載されているのでチェックしてみてください。
入園無料なので、歩いてすぐの刈谷駅前周辺に食事へ行き、また戻ってくる家族も多いそうです。
雨の日は閉園!そんな時は隣の科学体験館へ
雨の日は閉園となるため、刈谷市交通児童遊園 ホームページで開園状況をお知らせしています。また、遊んでいる途中で雨が降ってしまっても閉園する場合があります。そんな時はお隣の「夢と学びの科学体験館」へ。こちらにはプラネタリウムのほか、簡単工作コーナーやラボ科学体験講座などがあり、親子で楽しめます。
土日祝と学校の夏休みなど、長い休み期間のみ開催しているサイエンスショーは当日予約が必要なため、刈谷市交通児童遊園で遊ぶ前に予約をして、時間になったら移動するという親子もいるそうです。
家族連れで、小学生同士で遊べるスポット!
いかがでしたか?家族連れはもちろん、お孫さんと訪れる年配の方や小学生同士で遊びにくる子どもなど、いろいろな楽しみ方ができる刈谷市交通児童遊園。なんといっても1回50円と驚きの料金で遊べて、雨の日も柔軟に対応できるという至れり尽くせりのお出かけスポットです。
さらにふわふわドームや夏に稼働するじゃぶじゃぶ噴水池も無料。まだ行ったことがないという人は、ぜひ遊びに出かけてみてください!(取材・河合春奈/2022年3月取材・撮影、2024年5月情報更新)
刈谷市交通児童遊園
住所:愛知県刈谷市神田町3-47-1
電話:0566-22-9371
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~翌1月3日)
※春休みは水曜日も開園(雨天時等は除く)
営業時間:9:00~16:30(大型遊具とパターゴルフは16:00まで)
アクセス:国道23号「上重原IC」から車で約8分
駐車場:あり
刈谷市交通児童遊園 ホームページ
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