夏休みも残りわずか。「毎年、夏休みの工作が最後まで残ってしまう...」。なんていう人も多いのでは!?時間はないけど、どうせやるなら自分も楽しんで、かわいいものを残したい!そんな方必見!
今からでも間に合う夏休みの工作を完成させようじゃありませんか!今回は、大人のリベンジ企画として、子どもの頃やりたくても出来なかった工作をやってみます。
女子好みの「キラキラかわいい作品」を作りたい
みなさん、こんにちは。近所のはなし編集担当、碧南市出身のキャッチネットワークの樅山です。まもなく2歳になる男の子の子育て真っ只中、旅行やお出かけ大好きな31歳。
自慢になりませんが、私も毎年、夏休みの工作を後回しにしてしまっていた1人です。今回は「手作りできて、日常でも使えて、かわいくて」。そんな欲張りな大人も喜んじゃうような作品づくりに挑戦します!
堂々とお助けマンに頼ります!大人ですから。
と、はりきったものの、素敵な作品を作る技術も才能もない私。ここは、ネットワークを駆使し、スペシャルアドバイザーに協力していただきましょう!
貝殻アーティストとして愛知県蒲郡市を中心に制作活動をしている平出さつきさん。実は、蒲郡市で元ケーブルテレビの番組制作局員として活躍していたんです。今回は、貝殻を使った作品制作に挑戦します!
「ナミマガシワ」で作るアート作品たち
平出さんは「ナミマガシワ」という貝を使って作品制作をしています。キレイで優しい輝きを放つ貝「ナミマガシワ」。気付かないだけで、実は三河湾の海岸にもたくさん落ちているんです。
「西三河地域の海岸にはこんなキレイな貝は絶対落ちてないですよ~!」と、長年このエリアを取材している樅山が話すと、「蒲郡の隣の市なので、きっと落ちているはず!」と。「そんなバカな~」と期待することなく探してみることに。
近所の海辺で貝殻を探せ!
やってきたのは、愛知県西尾市にある寺部海水浴場。信じられません。キラキラと輝くナミマガシワがあちらこちらに。「何度も来たことのある海岸なのに嘘だー!こんなに落ちていたら絶対気付くはずなのに...」。
「台風の後は波が高いせいか、貝殻がたくさん打ち上がっていますよ。引き潮のタイミングを狙って拾うのもポイントです」。天気が良いと、光が貝殻に当たってキラキラするため見つけやすいんだそう。
「おーーーっ!」っと驚くような作品作り開始!
どんな作品をつくるのか、肝心なことをお伝えしていませんでした。「とにかくかわいくて、女の子が好きな感じで、おーーーーっ!と驚くようなもの」。こんなざっくりした感じで作品制作スタートです。
まずは、拾ってきた貝を水できれいに洗い、白、ピンク、黄色に色分けします。
次に、色分けした貝を「大・中・小・極小」の4枚一組にして貝殻の根元あたりに穴を開け、Uピンを通します。100円ショップなどでも購入できるキリを使っても開けられます。穴を開けるのは1番大きい貝のみでOKです。
まとめるだけでまるで花束のように変身した貝殻
大きい貝から順番にグルーガンという接着剤(100円ショップで購入できるものでもOK)を使って花びらに見えるように固定していきます。
1番大きい貝の根元にグルー(接着剤)をのせ、2番目に大きい貝を花びらに見える角度を探りながらくっつけます。3枚目、4枚目も同様にします。
「貝の枚数は少なくてもできるけど、4枚が最も花びらっぽく見える気がします」。最後にパールを真ん中に乗せると、よりお花の感じがでるそう。西尾市で貝殻が拾えるなんて!拾った貝がこんなに素敵な作品になるなんて!数時間前、誰が想像できたでしょうか。
女の子の憧れ!ヘッドアクセサリーの完成
私自身、アクセサリーやヘッドアクセが大好きで自宅にはたくさんあるのですが、今回のように自ら材料を集め、ハンドメイドで作ったのは初めて!めちゃくちゃかわいいではありませんか(自画自賛ですみません笑)。
貝殻以外の材料は全て100円ショップで購入できるため、「これだっ!」と思った方、ハンドメイドに興味はあるけど難しそうと思っているあなた、できます!
材料集めから楽しめる世界にひとつの作品
おしゃべりや撮影をしながらで、貝拾いからスタートして大人2人で4~5時間。大ざっぱで細かい作業が得意ではない私でもできました。
ちなみに、季節問わず貝は拾えるため、宿題の提出期限のない大人は涼しくなってからチャレンジしてもいいかもしれませんね。
最後まで読んで下さったみなさん、そしてアドバイスをしてくれた平出さん、ありがとうございました!(取材:樅山香織)