下を向いて歩こう、デザインマンホール蓋を見逃さないように~。
普段何気なく歩いているその道に、マンホールのフタ、ありますよね?マンホールは、「man(人)+hole(穴)」という名の通り、地下を走る下水や電話線などの点検口として、私たちの生活に不可欠なもの。そして、近年では...その「デザイン」に注目が集まっているんです!
この記事では、愛知県西三河エリアの刈谷市・安城市・高浜市・知立市・碧南市・西尾市で見つけた、特徴あるマンホールなどの蓋をご紹介!「近所のはなし」編集部の鶴見が、マイペースに集めては随時更新していきます。(取材:鶴見弥耶/最終更新日:2023年5月1日)
刈谷市のマンホール
刈谷市内で数多く見られるカラーマンホールです。刈谷市の花「カキツバタ」がデザインされています。
撮影:愛知県刈谷市稲場町(2021年7月)
刈谷市の花「カキツバタ」のデザイン。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県刈谷市田町(2021年9月)
刈谷市制70周年を記念し、デザインを公募して作られました。「万燈祭」をイメージした武者の顔や、刈谷ハイウェイオアシスの観覧車など、刈谷市の魅力が詰まっています。
※マンホールカードあり。
刈谷市ホームページ「マンホールカードの配布を開始しました!」
撮影:愛知県刈谷市南桜町・刈谷駅南口(2020年7月)
刈谷市住吉町にある消火栓の蓋です。刈谷市の花「カキツバタ」が左右対称に配置されています。中央のマークは刈谷市の市章です。
縦じまとドットの模様がかわいらしく、滑り止め効果もありそうです。
撮影:愛知県刈谷市住吉町(2021年9月)
刈谷市銀座にある消火栓の蓋です。刈谷市の花「カキツバタ」が水辺に咲く様子が描かれています。
右上のマークは刈谷市のシンボルマークで、刈谷の「K」を未来に向かって羽ばたく鳥と重ねて図案化したものです。
撮影:愛知県刈谷市銀座(2021年10月)
刈谷市の花「カキツバタ」が水辺に咲く様子が描かれています。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県刈谷市住吉町(2021年9月)
安城市のマンホール
安城七夕まつりの一場面が描かれています。
市制施行70周年記念事業「下水道マンホールデザインコンテスト」ぬり絵部門の最優秀賞を受賞した作品です。
※マンホールカードあり。
安城市ホームページ「マンホールカード」を配布します
撮影:愛知県安城市・名鉄南安城駅そば(2023年4月)
安城市ゆかりの童話作家・新美南吉の作品「花のき村と盗人たち」の1シーンを描いたものです。
※マンホールカードあり。
安城市ホームページ「マンホールカード」を配布します
撮影:愛知県安城市花ノ木町(2021年10月)
新美南吉の作品「花のき村と盗人たち」の1シーンを描いたデザイン。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県安城市花ノ木町(2021年10月)
安城市にある花とみどりのテーマパーク「デンパーク」園内のマンホール蓋は、多くがこのデザイン。デンパークのロゴマークです。
撮影:愛知県安城市赤松町・デンパーク(2021年8月)
「安城七夕まつり」の色鮮やかな竹飾りが表現されています。日本三大七夕のひとつとされ、毎年8月上旬に安城駅の周辺市街地一帯で行われます。
撮影:愛知県安城市三河安城南町(2020年1月)
三河万歳(みかわまんざい)で使われる扇と鼓です。三河万歳は、安城市などに伝わる祝福芸で、その歴史はおよそ400年!国の重要無形民俗文化財に指定されています。
撮影:愛知県安城市東栄町(2021年5月)
中央に葦とカモのつがいがデザインされています。愛知県で唯一の天然湖沼「油ヶ淵」(安城市・碧南市)の風景を表現しているとのこと。
周りを囲むのは、昔この地区に多かった桃の花です。
撮影:愛知県安城市東端町(2021年6月)
安城市で栽培がさかんな「イチジク」のデザインです。
撮影:愛知県安城市福釜町(2021年10月)
高浜市のマンホール
「高浜おまんと祭り」のデザインです。毎年10月に行われ、全速力で疾走する馬に男たちが飛びつき、人馬一体となって駆け抜ける勇壮な祭りです。
※マンホールカードあり。
高浜市ホームページ「マンホールカードについて」
撮影:愛知県高浜市向山町・高取公民館近く(2020年6月)
高浜市の地場産業である「三州瓦」の鬼面と、高浜市の花「菊」がデザインされています。
※マンホールカードあり。
高浜市ホームページ「マンホールカードについて」
撮影:愛知県高浜市青木町・高浜市やきものの里かわら美術館近く(2022年1月)
「三州瓦」の鬼面と、高浜市の花「菊」のデザイン。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県高浜市向山町・高取公民館近く(2020年6月)
高浜市青木町にある側溝の蓋です。高浜市の花「菊」と市章のデザインです。
撮影:愛知県高浜市青木町・高浜市やきものの里かわら美術館近く(2022年1月)
知立市のマンホール
シンメトリーのかわいらしいデザイン。知立市の花「カキツバタ」と、それを見て在原業平が詠んだとされる和歌です。
撮影:愛知県知立市本町・「知立駅北」バス停そば(2021年5月)
知立市の花「カキツバタ」がデザインされています。
撮影:愛知県知立市本町・「知立駅北」バス停そば(2021年5月)
カキツバタのデザイン。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県知立市広見(2021年10月)
知立市の花「カキツバタ」がデザインされています。中央のマークは知立市の市章です。
撮影:愛知県知立市本町・知立本町郵便局(2021年5月)
碧南市のマンホール
碧南市の花「ハナショウブ」と海に近いまちならではの「カモメ」のデザイン。「海へのひろがりと自然との調和」を表しているとのことです。
※マンホールカードあり。
碧南市ホームページ「『マンホールカード』を配布します」
撮影:愛知県碧南市音羽町と中町の境目・碧南市藤井達吉現代美術館前(2020年8月)
側溝の蓋にも、碧南市の花「ハナショウブ」と市章がデザインされていました。
撮影:愛知県碧南市(2019年2月)
西尾市のマンホール
色鮮やかなカーネーションのデザインです。西尾市一色町を中心に生産がさかんで、全国有数の産地です。下部中央のマークは西尾市になる前、「幡豆郡一色町」の町章です。
撮影:愛知県西尾市一色町・一色郵便局前(2021年6月)
カーネーションのデザイン。カラーでないタイプもあります。
撮影:愛知県西尾市一色町・一色郵便局前(2021年6月)
西尾市の木「クスノキ」がデザインされています。
緑豊かな美しいまちづくりを目指そうという願いが込められています。
撮影:愛知県西尾市下矢田町(2021年10月)
西尾市の花「バラ」がデザインされています。
バラは、平和と幸福のシンボル。市民の幸せな暮らしが願われています。
撮影:愛知県西尾市下矢田町(2021年10月)
西尾市の東幡豆海岸から見える2つの無人島「沖島」「前島」がモチーフです。「沖島」は「猿が島」、「前島」は「うさぎ島」とも呼ばれています。
撮影:愛知県西尾市東幡豆町(2021年3月)
空と海、花々が美しいデザイン。右上のマークは西尾市になる前、「幡豆郡幡豆町」の町章です。
左下は幡豆郡幡豆町の花「ヤマツツジ」、右下は三ヶ根山スカイライン(西尾市~蒲郡市)の「あじさい」と思われます。
撮影:愛知県西尾市寺部町(2021年9月)
中央のマークは西尾市になる前、「幡豆郡吉良町」の町章です。
町章を取り囲むのは、幡豆郡吉良町の花「ツツジ」。その外側は、三河吉良氏の家紋「五三桐」です。
撮影:愛知県西尾市吉良町(2021年9月)
西尾市吉良町にある側溝の蓋です。幡豆郡吉良町の花「ツツジ」のデザインです。
撮影:愛知県西尾市吉良町(2021年9月)
西尾市吉良町にある側溝の蓋です。幡豆郡吉良町の木「キリ」の花のデザインです。
撮影:愛知県西尾市吉良町(2021年9月)
三河湾に浮かぶアートの島「佐久島」にある消火栓の蓋です。アート作品「カモメの駐車場」(木村崇人)のデザインです。
撮影:愛知県西尾市一色町・佐久島(2019年7月)
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