本を読んだりテレビを見たりゲームをしたり。コロナ禍だからこそ、おうち時間をもっと素敵に過ごしたい!そこでおすすめしたいのが絵画です。
絵画と聞くと、ギャラリーに入りづらかったり、どんな絵画を選んだらいいのか分からなかったり...。実は、暮らしを豊かにしてくれる身近な存在の絵画。1枚玄関やリビングに飾るだけで室内の雰囲気がガラッと変わったり、気分転換になったりします。
そんな絵画の選び方や飾り方を、刈谷市にあるギャラリー「Galerie D'image ギャルリ・ディマージュ」のオーナーに教えていただきました。絵画に対してハードルが高いと思っていた方は、イメージが変わるかも!
ふらりと立ち寄れるギャラリー
今回訪れたのが、名鉄刈谷市駅から徒歩約10分の場所にたたずむギャラリー「Galerie D'image ギャルリ・ディマージュ」。2021年1月8日にオープンしたばかりのギャラリーです。
周囲にはスーパーマーケットの「HELLO!! FRIENDS」や「とうふや豆蔵」などが並び、ふらっと立ち寄るお客さまも多いのだとか。この日開催されていたのは「第2回 それぞれの人物画展」。ガラス張りの店内に、趣のある絵画が展示されています。
「もっと気軽に絵画を観てほしくて」
ギャラリーと聞くと、なんだか入りにくそうなイメージがありますよね。そんなイメージを覆したいと考えたのが、オーナーの角谷悦子さん。
もともとは画家のご主人と二人三脚で2003年頃から9年間、刈谷駅近くのビルの一角にギャラリーを構えていたそう。その後、移転3店舗目となる現在の銀座へ。「店内が見えないとどんなギャラリーなのか分かりづらい。ふらっと立ち寄れるギャラリーにしたかったんです」と話します。
週替わりの展示に魅せられて
過去の展示「大島久美・斉藤利恵 陶2人展 -日々をつなぐもの-」
ギャルリ・ディマージュは、毎週火曜日に展示作品の入れ替えをするそう。風景画や動物画、人物画だけでなく陶芸やガラス雑貨を展示することもあるのだとか。20代の大学生から90代のおばあちゃんまで、幅広い年代の作家さんを角谷さんがセレクト。「SNSで知った若いお客さまも来店してくれてうれしいです」と角谷さんは微笑みます。
2021年5月後半の展覧会予定
19日~24日「美しい薔薇展」
26日~31日「安井桂子 手仕事展 ~籐バッグ~」
ピン!と来た絵こそ"買い"の証
そんな角谷さんに、絵画選びのコツを教えていただきます。「ピン!と来たときがチャンス」と角谷さんが話すように、絵画は直感で「ほしい!」と思った瞬間に購入するのが一番だそう。
絵画を購入したあとに自分が絵画を楽しめる場所を決め、1週間ほど様子を見てみるのが良いのだとか◎家具を模様替えするのと同じように、絵画の場所を変更することでガラッと部屋の雰囲気が変わるそうです。
風景画はリビングがおすすめ
人物画は自身がその絵を楽しめる!と感じる場所に置くのがおすすめだそう。絵画を観て自分自身の心情を重ねたり、絵画の雰囲気から自身のモチベーションを高めたりできます。
風景画はリビングなど広い部屋に置くと、絵画全体を鑑賞でき、おうちにいながら壮大な景色を眺めているかのような気分に!「風景画なら、部屋の中で主張しすぎず、地味にもなりすぎないのがポイントです」と角谷さんはにこやかに教えてくれました。
額縁の模様やサイズにも注目!
絵画の種類のほかに、額縁の模様やサイズも大事なポイント!白や黒を基調にしたシンプルな額縁はもちろん、シックな茶色、華やかな金色などさまざまです。中には和柄をあしらったものや、陶製の特別仕様の額縁もあります。
サイズは1人暮らしの部屋にはコンパクトなものを、家族みんなが集まるリビングには大きめのものを選ぶことで部屋に馴染みやすいのだとか。丸や四角など、多種多様なサイズや形から好みのものを選んでみても◎
洋服のように絵画も身近な存在になれば
角谷さんは「ギャラリーや絵画というとあまり馴染みがなく身構えてしまう人が多いかもしれませんが、洋服や雑貨を見たり買ったりするように、一度ギャラリーに足を運んでみてほしい」と語ります。
最近は近所の方がスーパーマーケットの帰りにふらっと立ち寄ってくれるようになった、とうれしそう!刈谷市内でたったひとつの貴重なギャラリーに足を踏み入れれば、運命的な作品に出合えるかも!?(取材:壁谷雪乃・2021年4月取材)
Galerie D'image ギャルリ・ディマージュ
場所:愛知県刈谷市銀座4-40
電話:0566-24-2291
営業時間:10:00~12:00、14:00~18:00(展示最終日~17:00)
休み:火曜日
ギャルリディマージュ 公式HP
公式インスタグラム
ギャルリ・ディマージュでは、個展・グループ展の参加アーティストを随時募集しています。お問合せは0566-24-2291まで。