屋台でポテトを食べて、射的にスーパーボールすくい...きっと誰もが経験したことのある夏の一コマですよね!?
「夏祭りを何度も楽しみたい!」というお祭り大好きっ子たちのために、自宅で夏祭りをしてみませんか?準備はできる限り簡単に!最大限楽しんでもらいたい!を叶えられるよう、「近所のはなし」特別企画として実際におうちで夏祭りを再現!4歳と小学1年生の子どもたちに体験してもらった様子や、準備のポイントをまとめました。まさに「おうちで縁日」!簡単にできちゃうポイントをおさえ、夏の思い出に、お祭りのスタートです!(撮影:2020年6月/最終更新:2024年7月)
材料費0円でできる輪投げを作ろう
まず用意したのは、縁日の定番「輪投げ」。簡単すぎて文章にするまでもないかもしれませんが...。
【材料】①ペットボトル(水を入れる)②新聞紙③ビニールテープ
ビニールテープは色がついていて見た目がかわいくなりますが、なければガムテープ等でもOKです。新聞紙で輪っかを作り、テープでグルグル巻いていくと、輪の出来上がり。大きさによって難易度が変わるので、子どもの年齢に合わせて大きさを変えてみて下さい。
一緒に工作できるのは自宅ならでは
新聞を丸めてテープで巻きつける作業。小さなお子さんでもできると思うので一緒にやってみてもいいかもしれません。
4歳児2人、新聞紙をくしゃくしゃにしたりふざけ合ったりしながらも、上手に完成させていました。子どもたちと一緒にゲームの道具を作れるのは自宅だからこそですね。ポジティブに楽しみましょう!
年齢問わず楽しめる輪投げ
ピン(ペットボトル)を床に並べる他、階段を利用するのもありです。投げる位置を変えれば、もう少し大きい子どもでも楽しめますね。
本来の縁日であれば「1回〇円」のゲームを何度もやりたいと言われるのは「...いくら使う気ー」となりますが、金額を気にせず(笑)繰り返しできるのも自宅ならではです。 自分で作った輪を投げるのは楽しかったようで、何度も投げていましたよ。
お菓子釣りの道具を準備
続いて企画したのは「お菓子釣り」。手作りの釣り竿で駄菓子を釣ってもらおうと思います。
【材料】①割りばし②りぼんなどの紐③磁石④クリップ⑤お菓子⑥マスキングテープ
割りばしにリボンを付け、リボンの先端に磁石をくっつけると釣り竿の完成。 お菓子にクリップをつけ、磁力で釣ってもらう作戦です。ポイントは「強力磁石にすることで、クリップにくっつきやすくする」「重さのあるお菓子は大きめのクリップをつける」
好きなお菓子を自分で釣れる楽しみ
適当な大きさの箱や入れ物に、クリップを付けたお菓子を入れたら、お菓子釣りスタート!
まさに取りたい放題!自分の好きなお菓子を自分で釣れるのが相当嬉しい様子です。釣り竿を使わずに取るというお手つきもありましたがご愛嬌で。お互いの磁石がくっついては大騒ぎしていました。
こちらもリボンの長さを変えると難易度が上がりますね。釣ったお菓子を食べる度に祭りの思い出が蘇りそうです。
高得点を狙え!ボール入れゲーム
運動会での玉入れをイメージした「ボール入れゲーム」。手持ちのボールの色を分けて「誰がたくさん入れられるかな~」と対戦しようと思います。
【材料】①色々な大きさの箱やカップ(段ボールや深さのあるお皿など)②ボール(新聞紙を丸めて、テープで形を整えたものでもOK)
新聞紙を丸める作業は、一緒にやると楽しさ倍増です!
装飾してお祭り感アップ!
箱とボールがあれば、すぐにできてしまう「ボール入れ」ですが、段ボールに画用紙を貼り付けたり、箱に得点を書いた紙をつけたり、少し手間をかけると、お祭り感がアップしますね。
【材料】①画用紙や模造紙 ②紙皿(得点用に使用。画用紙でもOK)③割りばし④ガムテープ⑤カラーペン⑥その他パーティーモールなどの装飾グッズ
箱の大きさや投げる位置で得点を設定し勝負すると、小学生の子どもでも楽しめそう!
高得点目指していざ勝負!
こちらは小学1年生の男の子2人に協力してもらい、「ボール入れ対決」スタート。大きめの箱に投げるのかと思いきや、100点狙いで勝負にでていました。小さな子どもなら、投げる位置や、箱の大きさで調整してあげましょう。
「絶対入らないだろう」と作った小さなカップでできた100点ゾーンですが、2人とも狙いを定めて見事にポイントゲット!合計ポイントに合わせて、景品のお菓子を準備するのもお忘れなく。
集中!!チロルチョコの積み上げ
準備するものは、チロルチョコのみ。思わず無言で集中してしまう「積み上げゲーム」は、他のお菓子でもできると思います。制限時間を決めて、どちらがたくさん積めるか勝負です。
輪投げやボール入れゲームに比べ、かなり地味ですが(笑)、真剣そのもの!「上手くいったー!」という時には数をカウントし、積み方を工夫しながら何度もチャレンジ!チョコが崩れる度に、盛り上がりをみせていました!
話題の「レインボーわらび餅」に挑戦
「かわいい!」とSNSを中心に話題となっている「レインボーわらび餅」にもチャレンジしてみました。
【材料】①わらび餅②かき氷用シロップ③竹串④トッピング用チョコスプレー
作り方はとっても簡単!かき氷用のシロップを入れたコップにわらび餅を入れて、数時間冷蔵庫で冷やしたら完成です。今回は、約6時間で、この色に!買い忘れがあり色が少なめになるなどトラブルもありましたが、無事わらび餅に色がつきました。
今回はチョコスプレーをトッピングして、竹串に刺してお団子風に!
透明のままのわらび餅もひとつの色として活用しました。
小さな子どもだと、竹串に刺すのが難しいかなと思うので、そのままお皿に盛りつけてもかわいくなりそう!
映えるゾーンで写真スポットをつくる
縁日に欠かせないのが屋台の食べ物。このゾーンだけは少し時間をかけて準備しました。"映えスポット"を作って雰囲気を出し、写真に残しておきたいという自己満足です。
【材料】①すだれ②メニューのポップ③小さめのコップ④好きな食べ物⑤食べ物にさすピック⑥うちわなどの飾り
提灯の飾りは、画用紙をそれっぽく切って作りました。 お面や風船を飾ってさらに盛るのもありですね!
屋台風に並べてテンションアップ
「できる限り時間をかけずに」と思い、食べ物は切るだけ!茹でるだけ!レンジでチン!で。画用紙に書いたメニューが祭り感を出してくれているはず!?自分の好きなものを選べるのが嬉しいのか、ほぼ並べただけでも大喜びです。
時間に余裕があれば、たこ焼きやアメリカンドッグ、チョコバナナなど、屋台の定番メニューを並べてもよさそうです。 小さめの紙コップに入れると色んな種類を少しずつ楽しめるので、子どもたちの楽しみも倍増ですね。
おうちだからこそできる夏祭り
最後は縁日の定番!スーパーボールすくいでお別れです。ボールもスーパーボールすくいも100均で購入しました。
通常の夏祭りのようなスケールではできませんが、自分で作ったり、好きなゲームを何回もできたり、自宅だからこそできることもありました。子どもたちはとにかく大盛り上がり(撮影は困難を極める)。
お菓子釣りにおもちゃを混ぜたり、輪投げの輪をボールに変えてボウリングにしたり、まだまだアレンジの余地はありそうです!「おうちで縁日」で楽しい夏のひと時を過ごしてみませんか?(取材:樅山香織)
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