今回ご紹介するのは愛知県刈谷市の「三寿園 雁が音(かりがね)店」。豊明市にある老舗のお菓子屋さんの2店舗目として、2023年5月16日にオープンしました。
本店は江戸時代に創業。150年以上愛されてきたお団子やバームクーヘン、雁が音店限定のお菓子の魅力をたっぷり取材しました!
※2023年8月取材・撮影、2024年8月最終更新。お出かけの際は最新情報をご確認ください
※価格は全て税込です
テナントビルの一角にオープンした「三寿園」
「三寿園 雁が音店」は刈谷市総合運動公園から車で1分の場所にあります。
最寄り駅からは歩いて20分ほどかかるので、車でのアクセスがおすすめ!
店舗は2階建ての建物の1階にあります。少し奥まっているので見逃さないようにご注意ください。
シンプルで明るい店内
白を基調にした明るい店内でひときわ目を引くのは、お菓子がずらりと並ぶガラスのショーケース。贈答品や手土産を求めて来店される方も少なくないそう。
ショーケースに並ぶお菓子は全て三寿園で手作り。味や見た目はもちろん、素材にまでとことんこだわったお菓子を楽しめます。
ほんのりシナモン香る「バームクーヘン」
創業から150年の歴史を凝縮したという「バームクーヘン」は三寿園の看板商品。昔ながらの固めでしっとりした食感と、ほんのり香るシナモンがアクセントになり、どこか懐かしい味わいを楽しめます。
バームクーヘンは、おやつにぴったりなサイズの「小丸(250円)」と、贈り物やお土産におすすめな「大(2,600円)」などが用意されています。※価格は税込
職人技が光るバームクーヘンの焼き
全て手焼きで仕上げているというバームクーヘンは、40分ほどかけて何層も年輪を重ねながらじっくりと焼き上げます。
バームクーヘンの焼きはまさに職人技。年輪の厚みが均等になるように生地を重ねていくのですが、全て職人の感覚で行っているそう。
モチフワ食感の「みたらし団子」
雁が音店イチオシの「みたらし団子」は5本で500円。たまり醤油と濃口しょうゆをブレンドしたオリジナルのタレは甘さとしょっぱさのバランスが最高です…!
雁が音店では注文が入ってからお団子を焼き上げるので、香ばしさとモチフワの食感にリピーターが続出しているそう。
材料には自家栽培のお米で作った米粉を使用。市販の米粉で作るお団子では満足できず、お米から手作りしているというから驚きです。
西尾の抹茶をたっぷり使った「雁が音焼き」
「雁が音焼き(250円)」は雁が音店の限定商品。白あんに西尾産の抹茶を混ぜ合わせた抹茶餡を使用しています。
色々なお菓子を楽しんでもらえるようにと小ぶりなサイズに仕上げているんだとか。
高級な抹茶をたっぷり使用しているため、ほろ苦さと爽やかな香りと白あんの甘みがマッチして何個でも食べられそう。
店頭に立つのは三寿園の六代目
店主の稲垣さんは三寿園の六代目。豊明市の本店にいる時に刈谷から来てくれるお客さんが多かったため、お店を出すなら刈谷にと前々から決めていたそう。
三寿園雁が音店をどんなお店にしていきたいかと伺うと、「雁が音店では本店でできなかった新しいことに挑戦したいです。まずは地域の方の憩いの場となれるように、隣のパン屋『笑の輪(えのわ)』と共有のイートインスペースを始める予定です!」と今後の目標を熱く語ってくれました(2024年8月現在、共有のイートインスペース始まっています!)。
(取材:水尾友哉/2023年8月取材・撮影・2024年8月最終更新)
三寿園 雁が音店
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キニナル!まちグルメ
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番組名:「キニナル!まちグルメ」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
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