※こちらの店舗は2024年6月末に閉店しました。
はじめて、そして、ひとりでは少し入りづらい。でも気になる!そんなお店を紹介する「はじめシュラン」。今回訪れたのは、愛知県刈谷市のとある雑居ビル内にお店を構える隠れ家カフェ「EARL(アール)」です。
自家製の野菜を使ったヘルシーなメニューが人気とのウワサ。これは行くしかない!と思い車を走らせてみると、着いた先はカラオケ屋!?"隠れ家カフェ"にしても隠れすぎなのでは?さて、どんなお店が待っているのでしょうか?はじめシュランvol.12スタートです。
パッと見では分かりづらい外観
さっそく、お店があるという雑居ビル周辺へ。「シダックスの看板しかないけど本当にここ?」 "隠れ家カフェ"と聞いていた近所のはなし取材メンバーも、車で何周もぐるぐるしながら、なんとか駐車場にたどり着いたほどパッと見では分かりづらい...。
雑居ビルの前をよ~く見ると「EARL」の看板が!やっと見つけた!ワクワクしながらもちょっぴり緊張するメンバー...。恐る恐る中へと足を踏み入れることに。
ブルックリンスタイルの落ち着いた空間
店内に入ると、外観の印象とはうってかわってアメリカのブルックリン風のスタイリッシュでモダンな空間。レンガをモチーフにした壁面に加え、グリーンの飾りやサボテンのクッションなど、かわいらしいインテリアが素敵です。
内装に使用している小物はすべて店主がセレクト。カウンター横にかけられた手書きの黒板には、季節ごとのおすすめメニューが書かれています。ディナーを楽しめるバーカウンターもあって雰囲気抜群!
元クラブ店長!「EARL」店主の梶野さん
「お店の看板を派手に出すよりは、分かりづらいほうがかっこいいと思って(笑)」。そう笑顔で語るのは店主・梶野哲矢さん。実は、「EARL」を開業する前に、同じ雑居ビルで営業していたクラブの店長だったのだとか!
今から5年前、勤めていたクラブが閉店するのを機に、20代の頃からの夢であったカフェの開業を決意。親しみのある刈谷市で友人や先輩の力を借りながら2016年10月に念願のカフェをオープンさせたのだそう。
両親の育てたこだわり野菜をメニューに
自慢は梶野さんのご両親が丹精込めて育てたという自家製の野菜を使ったメニュー。広大な畑をさまざまな人とシェアしながら野菜を栽培。シェア仲間から野菜をいただくこともあるそうで、豊富な種類の野菜が仕入れられるのだとか。
育てる野菜は毎年違って、季節ごとに採れたての旬野菜をメニューに取り入れられるのだそう。にんにくは、梶野さんも驚きのビッグサイズ。太陽の恵みがたっぷり詰まっています。
おすすめはバーニャカウダとローストビーフ
左「バーニャカウダプレート」:1112円(税抜)
右「ローストビーフプレート」:1278円(税抜)
「バーニャカウダ」は種類豊富な旬野菜を使用。アンチョビとクリーム、パルメザンチーズの入った濃厚なソースと、塩レモンの風味が香るさっぱりとしたソースの2種類が楽しめます。はちみつを隠し味に使った和風テイストの「ローストビーフ」は、女性に大人気なんだとか!
今後は音楽イベント企画も視野に
店内を見渡すと、大きなスピーカーやDJブースなど、クラブさながらの音響設備がたくさん。「飲食店にしてはBGMの音が抜群にいいと思います!」と自信ありげな梶野さん。
カフェを開いた当時から、音楽などのイベントを企画したいという思いがあったのだそう。お店でイベントを開催するのかと思いきや、ほかに場所を借りて賑やかに開きたいのだとか。「店でやると荒らされるじゃないですか(笑)」。
女性に優しい心づかいも!
店内にはひざ掛けのほか、トイレにはベビーベッドも用意されているので、子ども連れのお母さんも安心です◎!毎日の忙しさから解放されて、ほっとひと息つけるような温かい空間で身も心も落ち着きそう。雑居ビル内とは思えないほど、おしゃれでスタイリッシュなカフェで、ゆっくりくつろいでみてはいかがでしょう!
「EARL」を訪れる際は、同じビルにある「シダックス」を目印にしたら迷わないかも!?
cafe EARL(アール)
※こちらの店舗は2024年6月末に閉店しました。
場所:愛知県刈谷市日高町2-110 コレクションビル3F
電話:050-1201-8814
営業時間:平日 ランチ11:00~15:00/ディナー18:00~23:00、土曜・日曜 11:00~23:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)(駐車場あり)
HP:cafe EARL
アクセスマップ
「EARL」3周年を記念したプレゼント企画!
2019年10月で3周年を迎えた「EARL」。お店のスタッフに「3周年おめでとうございます」と伝えると、かわいらしいトートバッグ(100枚限定)か缶バッジ(150個限定)のプレゼントがもらえます!
ゆる~い手描きのライオンは、梶野さんが一発で描いた渾身の力作。「イラストレーターが描いたみたいだよね(笑)」と自画自賛。10月1日(火)から、無くなり次第終了なのでお見逃しなく!(取材:壁谷雪乃/2019年9月取材)