みんな大好き「カレーライス」。自宅で作るカレーやお店のカレーはもちろん美味しいですが、最近はレトルトカレーも本格的な味を楽しめる商品が増えてきており、侮れませんよね。
どうやら愛知県西三河エリアでもハイクオリティーなレトルトカレーがあるとのことで、近所のご当地レトルトカレーを集めてみました。近所のはなし編集部で味わった感想を客観的な数値&忖度なしでガチレビューします!
※2024年8月取材、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
※価格は全て税込です。
紹介するのは全6種類のレトルトカレー!
左から順に紹介します。
・「でんポークカレー ブラック」
・「安城和牛カレー」
・「でんポークカレー」
・「完熟あかうまビーフカレー」
・「三河おいんく豚カレー【赤】」「三河おいんく豚カレー【緑】」
パッケージもさることながら、ルウの色合いもバラエティ豊か!さっそく食して、客観的な数値&忖度なしでレビューしたいと思います。
希少なお肉を使った「安城和牛カレー」
2024年8月10日に販売開始したばかりの「安城和牛カレー(600円)」。ブランド牛「安城和牛」の生産者は安城市内2軒のみ。出荷頭数が少なく、希少価値の高い黒毛和牛が使われています。そんな安城和牛に合わせて、スパイスを工夫して大人向けの高級感ある味わいになったのだそう。
JAあいち中央の産直11店舗と農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」で購入が可能です。
食べる際は、沸騰したお湯で4~5分温めるか、耐熱容器に移してラップをかけて電子レンジ(500W)で2分加熱してください。
後から追いかける辛さが癖になるカレー
内容量は180gで、ルウには直径1.5cmほどのスネ肉が2つとオニオンソテーが溶け込んでいます。パインアップルのシロップ漬け、リンゴピューレ、バナナピューレ、ココナッツミルクが入っているようで、ルウを口にしたときにフルーティーな味わいが感じられますが、その後じわじわと辛さが追いかけてきます。今回の食べ比べで一番スパイシーな味わい!辛いものが好きな人にはおすすめです。
誰もがおいしいと納得!「でんポークカレー」
地元のブランド豚「でんぽ~く」を使った「でんポークカレー(500円)」。セサミンやビタミンB1、ビタミンEが多い独自の飼料で飼育されたでんぽ~くを使い、産直店舗の女性スタッフと協力して作り上げたこだわりのカレーです。甘めの味わいで食べやすく、令和4年度には約1万箱売れたという人気ぶり。こちらもJAあいち中央の産直11店舗>と農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」で購入が可能です。
沸騰したお湯で4~5分または耐熱容器に移してラップをかけて電子レンジ(500W)で2分温めてください。
甘めの味わいで誰でも食べやすい
こちらも内容量は180gで、少し水分量は多めの印象。ルウには、大きいものだと約2cmのお肉が4つ入っていました。ルウにお肉の旨味がよく溶け込んでおり、上手く味を引き出した産直店舗の女性スタッフさんたちの努力に思わず拍手したくなります。辛さはあまりなく、甘めの味わいで食べやすいので、万人受けしそうなカレーですね。お土産用に買うのであれば、必ずカゴに1つ入れておきたい!
見た目のインパクト大!「でんポークカレー ブラック」
「でんポークカレー ブラック(500円)」は、先ほど紹介したものと同メーカーの商品です。インパクトある黒色はイカスミソースによるもの。見た目のパンチと味にこだわって開発されたのだそう。また、「でんポークカレー」発表後に満を持して販売し、注目を集めたレトルトカレーです。
こちらもJAあいち中央の産直11店舗と農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」で購入が可能。ちなみに農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」では、「でんポークカレーセット(1700円)」(でんポークカレー2箱、でんポークカレー ブラック1箱)もあります。
沸騰したお湯で4~5分、もしくは耐熱容器に移してラップをかけて電子レンジ(500W)で2分温めてから食べてください。
まっくろな見た目で味わい深いカレー
内容量は180gで、こちらも水分量は多めな印象。お肉はルウにほとんど溶け込んでおり、確認できたのは約1cmサイズのお肉が6つ。イカスミソースが使われているため、「生臭いのかな?」と思いきや、全然気になりません。むしろイカスミのほのかな苦みがカレーに深みを与えてくれているかのよう。こちらのカレーも辛さが後から追いかけてくるタイプです。筆者はこのレトルトカレーが一番好きかも…!?
トマトの酸味が効いた「完熟あかうまビーフカレー」
JA西三河ミニトマト共選組合がつくるミニトマト「赤美味(あかうま)」を使用した「完熟あかうまビーフカレー(598円)」。中に入っている赤美味トマトは、房ごと完熟させてから収穫したもので、甘みとうまみが凝縮。2~3粒丸ごとカレーに入っています。調理の最終工程で加えるため、風味が強く感じられるのだそう。
購入できる場所は、憩の農園ファーマーズマーケットのみ。まとめて購入する人や他で購入できる店舗を聞く人もおり、リピーターが多いようです。
食べる際には、湯せんで4~5分か、容器に移して電子レンジで2分のどちらかで調理してください。
トマトの酸味と甘みが感じられる贅沢な味わい
パッケージの商品紹介によると、内容量は180gでその中に直径2.5cmほどの牛肉が3つ、トマトの皮を3つほど確認!トマトがしっかりルウに溶け込んでいるようです。ルウ自体は少しさらっとしている様子です。
口にすると、トマトの甘味と酸味が感じられておいしい…!辛そうな香りがするものの、食べてみると意外と甘い。何が入っているのかパッケージを確認するとバナナピューレやココナッツミルクが入っているそう。そのおかげで味に奥行きが出ているのかもしれません。
西尾らしさを追求!「三河おいんく豚カレー(西尾の抹茶入り)」
続いては、グリーンカレー?と思いきや、そうじゃないんです!愛知県西尾市一色町にある農場で育てられた「三河おいんく豚」と西尾産の抹茶を使用した「三河おいんく豚カレー(西尾の抹茶入り)(500円)」。
西三河エリアでは、道の駅にしお岡ノ山、憩いの農園ファーマーズマーケット、でんまぁと、あおいパーク、一色さかな広場で販売。名古屋市内では、アンテナショップ・ピピっと!あいち、名古屋うまいもん通りなどでも取り扱っているので、見つけた方はぜひ食べてみて。
調理方法は、湯せんで5~7分、もしくは他の容器に移してから電子レンジで2分加熱です。
初めての味わい!抹茶のほろ苦さがあと引くカレー
カレーのルウは200gで他の商品に比べると少し多め。具の数はにんじん2つ、じゃがいも2つ、ポーク5つと具沢山で、大きさも約2㎝ほど。ルウをお皿に盛りつけた時には具の贅沢さにテンションが上がります!
食べてみると味はザ・抹茶。原材料名を確認すると、野菜、豚肉の次に抹茶と記載されており、3番目に多いというのも納得の抹茶感です。ほろ苦い味と、豚肉の旨味は意外とマッチしており、カレーの深みになっているかのよう。ターメリックライスなど味の付いたご飯を合わせると、より抹茶の苦みも引き立って味わえそうです。気になる人はぜひチャレンジを。
「三河おいんく豚カレー(愛知の赤味噌入り)」
「三河おいんく豚カレー(愛知の赤味噌入り)(500円)」は、先ほど紹介したものと同シリーズの商品。こちらには、愛知県西尾市の豆味噌・白醤油の醸造元「はと屋」の赤味噌を使用しています。こだわりの素材と麹を使った昔ながらの製法で作られた赤味噌のため、カレーに煮込んでも風味を飛ばさず、味わい深さにつながるのだそう。
販売先は「三河おいんく豚カレー(西尾の抹茶入り)」と同じなので、ぜひセットで購入して食べ比べてみてください。
湯せんで5~7分もしくは、他の容器に移してから電子レンジで約2分温めが必要です。
味噌×カレーは合わないわけがない!
こちらも内容量は200gで、最後に少しルウが余るぐらい(個人差によります)。具材は、それぞれ直径2cmほどの大きさで、豚肉が4つ、にんじんが2つ、じゃがいもが2つほど入っているのを確認!具材の多さから「三河おいんく豚カレー」への好感度が上がりますね。
ルウはマイルドな辛さと赤味噌のコクが感じられます。味噌の質感からか、ルウは少しもったりした印象。三河おいんく豚はやわらかく食べやすいので、味にも食べ応えにもこだわりたい人におすすめです。
愛すべきご当地レトルトカレー
すでに知っている・食べたことのあるご当地レトルトカレーはありましたか?
今回紹介したのは、どれも地元の食材のおいしさを上手く引き出したものばかり。市販のレトルトカレーももちろんおいしいですが、気分を変えてご当地レトルトカレーを味わってみるのはいかがでしょうか? 2種類のカレーをあいがけスタイルで楽しんでみてもよさそうですね。ぜひご当地レトルトカレーを楽しんでみてください。(取材:武富由夏/2024年8月取材・撮影)
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