住宅や田んぼが広がる、安城市内の静かな住宅街に、2024年6月、パン工房「キナリ」がオープン。自家製酵母を使った、素材にこだわるパンが「やみつき!」と、早くもリピーター続出とか。パン屋巡りが趣味の筆者は居ても立っても居られません!オープン直後のお店におじゃまし、パンへのこだわりや、気になるラインナップなど、お店を切り盛りされているオーナーご夫婦にお聞きしました。
※2024年6月取材、お出かけの際は最新情報をご確認ください。
※価格は全て税込です。
閑静な住宅街にオープン
住宅街に馴染む、やさしい色合いの店舗の周りには木々が生い茂り、ナチュラルな雰囲気。店舗の前には3台分の駐車場があります。
取材当日は、開店を前に10人以上が並んでいました。お店がオープンして3週間も経っていないにもかかわらず「今回で3回目」というリピーターさんも!期待が高まります。
陽の光が差し込む店内
塗りの壁と木の温もり、大きな窓から差し込む光が相まって、やわらかい雰囲気の店内には、パンの香りが漂います。パン屋さんや、製菓学校の講師を務めるなど、パン作りに携わって約25年の宮本友美さんが、自信をもって作り上げる約20種類のパンが並びます。
人気のクロワッサン
国産小麦3種と、よつ葉のバターを使用している「クロワッサン(245円)」。サクサク感を感じられる生地に、艶やかなシロップがコーティングされ、オーソドックスだけど、キナリでしか食べられない一品に。折り込む数や、使用する粉を決めるのに、試行錯誤を重ねたそう。
塩味とバターがたまらない塩パン
コロンとした形がかわいい「塩パン(170円)」は「お客さんに試食してもらいながら、塩加減などを何度も変えて、今の味にたどりつきました」とのこと。ポイントは上にトッピングされたドイツ産の塩。塩味だけでなく、もっちりとしたパン生地に負けないしっかりとした旨味を感じられます。
クロワッサンと塩パンの焼きあがりは、①開店時②お昼頃と、1日2回。お目当ての方は焼き上がりの時間に合わせての来店が◎。
見た目もかわいいドーナツ
ドーナツ作りを担当するのは芳男さん。おやつにもぴったりなドーナツは、シンプルなきび糖や、チョコ、季節のフレーバーなどが並びます。
「きび糖(170円)」をいただいてみると、まず「いい香り~」と鼻で感じ、食べ始めると、しっとりした生地にやさしい甘さ♡あっという間に完食です。その他のドーナツも、気になります!
おすすめのハード系パン
キナリでぜひ手に取ってほしいのが、「カンパーニュ(314円)」や「バゲット(355円)」などのハード系のパン。ハード系と聞くと、かたくて食べにくい…という印象をもっている方も少なくないのでは?キナリのハード系のパンは、ご近所の方や年代に関係なく食べて欲しいという思いもあり、かたすぎないのが特徴です。バゲットは「素材がシンプルだからこそ、発酵や熟成にこだわっています」と友美さん。味への自信がうかがえます。
バゲットの焼き上がりはお昼頃で、オープン時には並んでいないのでご注意を。
実際に切ってみると・・・
ハード系のパン好きとして絶対食べてみたい!というころで「フルーツナッツライ(550円)」をいただきます。
まず驚いたのは、ドライフルーツやナッツがこれでもかというほどに詰まっているところ!外側はしっかり歯ごたえがあり、中はハード系としてはやわらかめの口あたり。口に運ぶ際に小麦の香りを感じられます。食感・甘み・香ばしさなど、様々な味わいをかむ度に楽しめるパンは、リピート必至!
毎日でも食べたい食パン
商品の名前にもなっているように 「甘すぎず、耳までやわらかく、毎日食べても食べ飽きない味にしました。」という「まいにち食パン(山食パン・角食570円)」。この日はお昼前には完売していました。シンプルにトーストしてバターを塗って食べてみてとのこと。次にお店に行った時は食べてみた~い!
ご夫婦で営むパン屋さん「キナリ」。ご近所さんやパン好きさんから早くも注目が集まっているので、ぜひチェックしてみて。(取材・撮影:樅山香織/取材2024年6月)
パン工房 キナリ
場所:愛知県安城市福釜町荒子55-1
駐車場:あり
営業時間:10:30~17:00(なくなり次第終了)
定休日:日曜・月曜・火曜
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