バターの芳醇な香りとサクサクの食感が魅力のスコーン。最近では、昔ながらのオーソドックスなものから華やかにアレンジされたものまで登場し、スコーン界隈は賑わいを見せているそう。さらに大手百貨店でスコーン展が開催されるなど、注目度大のスイーツです。
今回は知立市、安城市、オンラインで購入できるスコーンをご紹介します。シンプルなものから個性豊かなものまで勢ぞろい。今、注目のスコーン専門店を取材しました！
※2024年5月取材・撮影。お出かけの際は最新情報をご確認ください
※価格はすべて税込
スコーン＆焼き菓子専門店「more BAKE」
知立市の住宅街にあるスコーン＆焼き菓子のお店「more BAKE」。2024年4月のプレオープン時からSNSで注目を集め、満を持して6月にオープンしました。
お店で販売するスコーンは、毎日食べられるよう、一般的なレシピに比べて砂糖と脂質を半分以下の量に。薄力粉に米粉を加えたヘルシーな仕上がりが特長です。シンプルな素材で風味と食感を楽しめるスコーンを揃えています。
予約・取り置きはmore BAKE公式アプリから。アプリを通じて新商品のリクエストもできるそうなので、気になる人はチェックしてみて。
低GI仕様の身体にやさしいスコーン
左から「スコーン トロピカルビーツ」、「グルテンフリースコーン 大学芋風鳴門金時」
真っ赤な見た目がかわいらしい「スコーン トロピカルビーツ（280円）」は、スーパーフードとして知られるビーツを配合した生地に、さくらんぼのリキュールに漬けた7種のドライフルーツを混ぜたもの。ザクほろっとした食感とフルーツの甘みにとりこになります。
「大学芋風鳴門金時（280円）」は、生地の半分をサツマイモが占めるという異色のスコーン。ホクホクの新食感で人気なんだとか。米粉と次世代スーパーフードとして注目されている大麦粉を使用しグルテンフリーなので、健康志向の人におすすめです。
more BAKE
場所：愛知県知立市牛田町高根13-8
営業時間：13:30～19:00
定休日：月曜、金曜
電話：0566-78-2906
駐車場・駐輪場・犬用リードフック：あり
いちじく農家が営むジャム＆焼菓子店「むかか（無花果）」
愛知県安城市の住宅街にひっそりと佇む、焼き菓子と手作りジャムのお店「むかか（無花果）」。いちじく農家のご夫婦とその娘さんが営む地元で愛されるお店です。営業は金曜・土曜のみですが、焼き菓子やジャムを求めに足しげく通う人も多いのだそう。ジャムとスコーンを贈り物として注文することも可能で、予約したい場合はインスタグラムのDMもしくは電話で問い合わせを。
一部商品は「でんまぁと安城西部」にも出店しているので、気になる人は覗いてみて。
自然な甘さがやさしいスコーン
左から「レモン」、「塩いちじく」
おすすめのスコーンは、「レモン（380円）」と「塩いちじく（350円）」。
むかかのスコーンの魅力は生地がおいしいこと！ その秘密は、愛知県産の小麦「きぬあかり」ときび砂糖を使用し、やさしい甘さを感じられるため。「塩いちじく」は、塩を足した自家製いちじくジャムで生地の甘さがより引き立ちます。「レモン」は夏にかけて人気の商品で、レモンピールの爽やかな風味とアイシングの甘さがたまりません。アイシングには卵を使っていないため、アレルギーが気になる人にもうれしいスイーツです。
むかか（無花果）
オンライン＆催事のみ販売「Lycka（リッカ）」
刈谷市に工房を構える、スコーンと焼き菓子の専門店「Lycka」。国産やオーガニックにこだわり、素材の味を生かしたお菓子を販売しています。オンライン販売ではあっという間に完売し、催事でも大行列になるという、スコーンファンなら知っておきたいお店です。
オンライン販売の時期はインスタグラムで告知されます。実際の商品を手に取ってみたい人は催事販売がおすすめ。名古屋・関東を中心に行っているので、インスタグラムで情報をチェックしてみて。
パンフェスでグランプリ受賞の実力派スコーン
左から「アールグレイとレモンのスコーン」「バタースコッチのブリュレスコーン」
「アールグレイとレモンのスコーン（486円）」は、パン好きが投票する「パンのフェスアワード2021」でグランプリを受賞したスコーン。北海道バターと国産小麦を使用し、サクッほろっとした食感。たっぷりのアールグレイの茶葉と甘酸っぱいレモンで爽やかな風味を感じられます。
「バタースコッチのブリュレスコーン（486円）」は、「パンのフェスアワード2022」でゴールドを受賞。ローストしたアーモンドを混ぜ込み、仕上げに表面をブリュレ。ほろ苦く、コーヒーとも合うことから男性にも人気だそう。
Lycka
意外と奥深い！？ 魅力たっぷりのスコーン
愛すべき個性豊かなスコーンをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。取材に伺ったどのお店もスコーンを求めるお客さんでたくさん。一つ二つ買うのではなく、いくつものスコーンをカゴに入れ、買い求める人の多いこと！ スコーンへの情熱をかなり感じました。ライターも便乗して気になったスコーンを買い、今や冷凍庫がスコーンでいっぱいです。おやつにも朝ごはんにも食べられるスコーン。どれを食べようか選ぶのも、なんだか幸せな時間ですね。奥深いスコーンをぜひ味わってみて。（取材：武富由夏／2024年5月取材・撮影）
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