古民家でイタリアンをいただく贅沢時間「La Fonte」（刈谷）

ぐるめ
刈谷市

2024年2月26日

古民家でイタリアンをいただく贅沢時間「La Fonte」（刈谷）

愛知県西三河エリアにある夜のお店（※お酒の飲める店舗）を巡る「近所の夜グルメ探訪！」シリーズ。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です！
グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます！

今回は古民家でいただく至福のイタリアンレストランを紹介します。

※2024年1月取材・撮影、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

イタリアンレストランとは思えない“和な佇まい”

刈谷市新富町にある小山公園から北西へおよそ100m。門をくぐると落ち着いた日本庭園が目に鮮やか！それが「La Fonte」さん。古民家をリノベーションした店内は、和でありながら、洋を感じられる特別な空間です。

入口の絵は一見の価値アリ

「La Fonte」さんの店内を数々の絵画が彩ります。中でも玄関の絵をよ～くみると、行列の先にある建物に「La Fonte」のロゴが。
オーナーシェフの杉浦幹雄さんは同じ西尾市出身の画家・斎藤吾朗さんの大ファン！お店を開いたときに斎藤さんに絵をお願いしたところ、商売繁盛の願いを込めてお店の前に並ぶ人々の画を描いてくださったそうです。

日替わりのシェフおすすめのコース料理

「La Fonte」さんオススメの料理は、オーナーシェフの杉浦さんが腕を振るう「シェフのおすすめコース」。今回は11,000円（税込）のコースをいただきます。
まずは前菜の「カラフルにんじんのムースとシーフードマリネ」。碧南市の「鈴盛農園」さんが育てた色鮮やかで甘みのあるカラフルにんじんを、クリーミーなムースに。マリネにしたホタテやエビ、イカとともにいただきます。

フレッシュでエレガントなワイン

そんな前菜に合わせるお酒は、イタリア・シチリア地方のスパークリングワイン「ドゥーカディサラパルータ・ブリュット・リゼルヴァ（1,430円／グラス・税込）」。フレッシュでエレガント、そしてやや辛口の口当たりは、ムースとも相性抜群です。

常識を覆すカルボナーラ

「La Fonte」さんオススメの料理２品目は、「ラフォンテ風カルボナーラ」。２枚のパスタ生地の間に卵黄を閉じ込め、ボイル。パンチェッタや玉ねぎ、ホワイトアスパラを散りばめたお皿の真ん中に盛付ければラフォンテ風カルボナーラの完成です。
美味しさに加えて驚きや幸せを“上乗せ”することがこだわりだそうです。

店名にこめられた想い

店名である「La Fonte」は、イタリア語で『湧き出る泉』という意味なのだそう。オーナーシェフの杉浦さんは、料理や接客を通して“湧き出る幸せ”を感じてもらいたいと話します。また地元食材を積極的に使うことで、地産地消の取り組みを盛り上げたいという想いも。
和の空間で、地元の食材がメインのイタリアンを楽しみながら、特別な時間をお過ごしください！（取材：加藤万由子）

■La Fonte
住所：愛知県刈谷市小山町1丁目306
電話：0566-28-3903
営業時間：11:30～14:30、17:00～21:00
定休日：水曜、不定休