愛知県西三河エリアにあるお酒を楽しめるお店を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!
グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は絶品のとんかつと、半田で復活したお酒を楽しめるお店を紹介します。
※2023年8月取材・撮影。お出かけの際は最新情報をご確認ください
これがとんかつ屋さん!?
刈谷市の半城土町大湫の交差点から南東へおよそ120m。住宅街の中に佇むおよそとんかつ屋さんとは思えない外観にオドロキ。大将の林 英紀さんが“街並みに馴染まないお店”を狙って構えたお店「とんかつ 林家」さんです。ここ刈谷市で35年市民に愛され続けるお店です。
店内はオープンキッチン形式で、大将の仕事が一部始終見られます。さらに中央に鎮座するお肉のケース。お寿司屋さんではよく見かける“ネタケース”ですが、とんかつ屋さんで見ることは稀。見ているだけでもおいしそう!
シャトーブリアンならぬ…
そんな林家さんオススメのお料理はもちろん「とんかつ」。一品目は「シャトンブリアン(2200円・税込)」です。
ヒレ肉の一番柔らかい部位で1頭から1人前しか取れない希少部位。その柔らか〜いヒレ肉を2日間ほうろく菜種油にしっかり漬け込んでさらにしっとり。衣はキメの細かいパン粉を使い、赤身の芳醇な甘みを実感!
一切の煩悩から離脱した境地を表す「無一物」
そんな「シャトンブリアン」に合わせるお酒は、「無一物(むいちぶつ)ハイボール(1000円/グラス・税込)」。
長崎で作られた麦焼酎の原酒をシェリー樽で10年間熟成させたお酒です。口の中に広がるモルトの香りと共にお楽しみください。
この地域では珍しい高級肉
さらにもう一品「林SPFポーク 特上(2530円・税込)」。千葉県の養豚場で厳しく健康管理された豚で、こちらもお肉の味を引き立たせる為に衣は極力薄く!自家製ブレンドの油で揚げれば…サックサクです。
続いてのお酒は日本酒「敷島(1000円/1合・税込)」です。2000年に212年の幕を閉じた半田市の老舗酒蔵を、9代目となる当主が2年前に復活させたというロマンあふれるお酒です。
おつまみも充実
「呑めるとんかつ屋」とうたうだけあって、お酒に合うつまみも充実。とんかつだけでなく、居酒屋さんとしても楽しめます。
大きなガラス張りのオシャレな空間でゆっくり杯を酌み交わすのもオツですね。(取材:石川雅章/2023年8月取材・撮影)
とんかつ 林家
キャッチの番組でも紹介中!
『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他