名古屋名物として有名な「きしめん」。実は愛知県刈谷市生まれという説があることを知っていますか?
今回はそんなきしめんを専門に提供する「平打麺 いこま」をご紹介します!
※2023年8月取材・撮影
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きしめん専門店「平打麺 いこま」
きしめん文化をもっと広めたいという思いから2017年にオープンした「平打麺 いこま」は、刈谷駅から南東へ車で6分ほどの場所にあります。お店の目の前に駐車スペースが確保されているので、車でのアクセスが便利!
子連れに人気のミササガパークからも車で2分ほどの場所にあるので、公園で遊ぶ合間に足を運ぶのも◎
「きしめん」のみを提供するお店は全国的に見ても珍しいんです…!
店内にはカウンター席とテーブル席
店内にはカウンター席だけでなく、テーブル席も用意されているので、お一人様での利用はもちろん、カップルや家族で食事を楽しむのにもおすすめ。
いこまでは、注文が入ってから生麺を茹でるため、提供まで10~15分ほど時間がかかります。料理を待っている間も店内に広がる出汁の香りがたまりません…!
具材がたくさん乗った「いろどり」
写真提供:平打麺 いこま
いこまのこだわりは、できるだけこの地域で採れた素材を使用し、飽きのこない一杯を提供すること。
おあげやほうれん草など色々な具材が入った「いろどり(850円・税込)」は、そんなこだわりが詰まった看板商品です。
むろあじ、さば、本鰹や日高昆布からとった出汁と、三河産のたまりや味醂などを合わせた香り豊かなつゆは、つるつるの麺とよく合います。
赤字覚悟の「和牛の肉汁きしめん」
各10食限定の曜日限定メニューは、1年を通して食べられる「和牛の肉汁きしめん(1,100円)」や「和だしカレーきしめん(990円)」の他に、季節に合わせたメニューが曜日ごとに提供されます。※価格は税込
「曜日限定メニューは材料費も高い上に手間もかかるけど、喜んでくれるお客さんがいるからやめられない」と赤字覚悟で続けているそう。
セットで注文できる「おむすび」は、西尾市でとれたブランド米「あいちのかおり」を使用。自家製の梅干しやちりめん山椒、焼きおむすびなど8種類(各200円・税込)が用意されています。
SNSで話題の「さらもり」幅広麺
そばのようにつゆにつけて食べる「さらもり(870円・税込)」は暑い季節にぴったり。出汁が効いたつゆと麺の香りが相まって箸が進みます。
いこまのきしめんは、それぞれ5食限定の「細切り」と「幅広」へ変更OK! 今回は幅が約12センチの幅広麺を注文。モチモチ食感の麺を口いっぱいに頬張るのは新感覚です…!
「細切り」「普通」「幅広」3種類の麺
写真の生麺は左から「細切り」「普通」「幅広」の3種類。細切りと幅広は、お客さんからの要望を受けて作り始めたのが始まりなんだそう。
細切りと幅広は1日5食限定なので、オープンと同時に売り切れてしまうことも。「どうしても食べてみたい!」という方はオープン時間の11時を狙ってみて。
いこまこだわりの自家製麺
「うどんを平たく伸ばしただけ?」と思われがちなきしめんですが、実はかなりの手間と時間がかかるそう。いこまのきしめんは、熟成などの工程を経て、麺の形になるまでに2日もかかるんだとか。
麺の材料には愛知県産の小麦「きぬあかり」を使用。夏は麺を薄く、冬は麺を厚くするなど、季節が変わっても美味しく食べられるようにと、麺へのこだわりを惜しみません。
店主のこだわりがたっぷり詰まった「平打麺 いこま」のきしめん。モチモチの麺が好きな方なら1度は食べるべききしめんです。(取材:水尾友哉/2023年7月取材・撮影)
平打麺 いこま
場所:愛知県刈谷市半城土中町1-2-1
定休日:月曜日、火曜日
営業時間:11:00~14:00(麺終了まで)
電話番号:0566-87-2475
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