いつも行くパン屋さんもいいけれど、新しいお店を開拓したい...と考えているパン好きの方必見!西三河エリアで評判のパン屋さん特集第2弾です。
今回は知立、高浜、西尾の人気店の中でも、一風変わったパンを取り扱うお店ばかり。店長おすすめの食べ方や、こだわりポイントなどをご紹介します。※2022年7月取材・撮影、2023年7月料金・定休日の情報を更新 ※価格は全て税込みです
「西三河エリアで評判のパン屋さん特集(刈谷、安城、碧南)」第1弾はこちら
田園風景に囲まれた地元の人に愛されるお店
はじめにやってきたのは知立市にある「のりぱん」。大通りから一本入った田園風景の中にたたずむお店です。店主の竹下徳恵さんは「いつか自分のお店を持ちたい」というかねてからの夢を実現。2017年にお店をオープンしたのだそう。
「せっかく作るなら、体に良いパンを」と考え、国産小麦を使用し、添加物を一切入れないなど食べる人の体を気遣っています。優しい味わいのパンが地元の人に愛されている、隠れた名店です。
お客さんのリクエストで誕生したパンも
パンのラインナップは、竹下さん自身が「好き、おいしい」と感じたものが中心ですが、中にはお客さんのリクエストで誕生したパンも。
例えばちくわの弾力とカレーの味がシンプルながらクセになる「ちくわパン(180円)」は、お客さん自身に試食を重ねてもらい誕生しました。他にも「くるみの食パン(300円)」はザクザク食感のくるみがふわふわ生地によく合う人気商品。提供曜日が決まっているパンもあるため、「この曜日は必ず来る」というお客さんもいるのだそうです。
偶然の産物!?看板商品「丸パン」
こちらはお店の定番商品「丸パン」。元々メイン商品であった食パンを作る時に、新しい形で試作したところ、意外にもおいしかったので商品化したのだそう。こちらもお客さんから味のリクエストを受けていくうちに、サツマイモ、レーズンなどとどんどんバリエーションが増えていきました。
お店では丸ごと一本(460円)とハーフサイズ(230円)、一枚切り(180円)のサイズを展開。しっとりもちもちした丸パンは、そのまま食べるのはもちろん、焼いて食べるとまた違ったおいしさが楽しめます。商品がなくなり次第終了のため、お求めの際はぜひお早めに。
のりぱん
杜のような自然の中にあるパン屋さん
高浜市にある人気カフェ「けやきの杜」の敷地内にお店を構える「杜のベーカリー」。カフェのモーニングやランチで提供していた人気のパンをいつでも購入できるようにとオープンしました。
元々はパティシエという経歴をもつ店長の北澤宏樹さんは、フランスでの修行中にパン作りに触れ、日によって完成度が変わるパン作りの面白さの虜となりパン職人の道へと進むことを決意しました。北澤さんは食事のなかで「これに合うパンはなんだろう」と考えていると新商品が誕生することが多いそうです。
人気のパンはすぐに売り切れも!
種類豊富なパンの中には、リンゴに含まれる菌を使用し発酵させた自家製酵母で作られる珍しいパンも。長時間発酵させるため、他と比べて旨味成分を多く含むのが特徴なのだそう。
中でも人気の「食パン(270円)」は、手頃な値段が嬉しい地元の人に愛される商品。他にも、フランスの修行経験からハード系のパンを得意とする北澤さんの技光る「オリーブとチーズのフランスパン(194円)」は、ワインとの相性もばっちりな食事パンです。
食パンの耳だけ!?コアな人気の「みみパン」
「みみぱん」は、名前の通り食パンの耳部分だけの一風変わったパン。耳の部分が大好きなオーナーさんのリクエストから誕生、「みみパン」のための型を特注したというから驚きです!
コアなファンに愛される、知る人ぞ知る商品ですが、じわじわとファンを増やしているそうです。少しハードな食感の「みみパン」は野菜など水分を含んだ食材と相性抜群のため、サンドイッチにして食べる方が多いのだとか。厚さは35mm(140円)と45mm(160円)の2種類。トーストするなら35mm、サンドイッチなら45mmを選択するのがおすすめです。
杜のベーカリー
「朝ごはんにパン」と思ったならこちらへ
「みんなを、パンを通してハッピーにしたい」という店長の思いから誕生した西尾の「happy bakery TAKUTAKU」。
7時からオープンしており、朝から夕方まで賑わう人気店。食事パンや菓子パンなど種類に合わせて素材を選びぬいたパンは、思わずどれも食べてみたくなるものばかりです。
県外からも根強い人気「西尾シリーズ」
地元食材を使用した地産地消にこだわるパンのなかでも特に人気は「西尾シリーズ」。西尾産の抹茶を使用しており、苦みを抑えた茶葉はパンとの相性ばっちりです。
もっちり生地に抹茶の風味がよくあう「抹茶とホワイトチョコクランベリーベーグル(現在は販売終了)」、紫いもの甘みが抹茶の深みをより感じさせる「抹茶と紫いもパン(190円)」、ザクザク感がたまらない一番人気の「抹茶メロンパン(200円)」など、どれも心躍るラインナップ。さらに水曜日限定発売で、もっちり食感と抹茶の風味がマッチする「抹茶食パン(1斤375円)」もおすすめです。
2種類のこだわり食パンはどっちもおいしい!
「TAKU食パン(1斤335円)」は1日かけてじっくり発酵し、通常の食パンと比べてミルク感がぎゅっとつまった食パン。店長の杉山卓実さんは「購入から2日までは厚切りでそのまま、3日目からは焼いて食べると食パンの甘味が十分に堪能できておすすめ」と話します。
「ホテル食パン(460円)」は、TAKU食パンより甘みが強くなったふかふかの生地が特徴。2つの味を食べ比べてみるのもおもしろいかも。(取材:柳瀬菜月/2022年7月取材・撮影、2023年7月料金・定休日の情報を更新)
happy bakery TAKUTAKU
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