本場のシェフによるインド・ネパール料理が味わえる、愛知県知立市の「アジアンキッチン ロサニ」。スパイスの調合にこだわったカレーはもちろん、種類豊富なナンやジューシーなタンドリーチキンなどが大人気。テイクアウトも充実していて、お家でもロサニの料理を楽しめます。
店内にはテーブル席だけでなく座敷もあり、子ども向けのメニューもあるので、子連れファミリーにもオススメです。ネパール人オーナーのバタライ・クリスナ・パルサドさんに、お店の人気メニューや料理へのこだわりなどを聞いてみました。
本場のスタイルで作るロサニの料理
知立駅から徒歩10分、国道155号の西町の交差点を北に進んだところにあるロサニは、インド・ネパール料理を堪能できるアジアンキッチンです。店名の「ロサニ」は、バタライさんの娘さんの名前で、ときどきお店を手伝ってくれているとのこと。
「本場のインドカレーをお客さんに楽しんでほしい」と話すバタライさんは、インドで料理を学んだ、この道28年のベテランシェフ。インドカレーの作り方やスパイスの使い方は、本場のスタイルにこだわっているそうです。
子連れのお客さんにうれしい座敷も
広い店内にはテーブル席だけでなく、座敷も用意されています。以前はテーブル席のみでしたが、「小さい子どもを連れて行きたいから座敷もほしい」というお客さんの要望で店内をリニューアルし、座敷を作ったとのこと。
平日の夕方以降や休日は、子連れのママやファミリーのお客さんで賑わっています。また、平日の昼間はサラリーマンが多く来店し、ボリューム満点でオトクなランチメニューを楽しんでいるそうです。
バタライさんこだわりの本格カレー
左から「ほうれん草」(825円)、「チキンティッカマサラ」(990円)、「バターチキンカレー」(990円)※すべて税込
17種類のカレーが味わえるロサニですが、バタライさんの一押しはスパイスをたっぷり使った「チキンティッカマサラ」(990円・税込)。辛すぎず、スパイスによる深みのある味わいが楽しめます。バター・タマネギ・カシューナッツの3種類のカレーがブレンドされているそう。また、ジンジャーガーリックの香りが特徴的な「ほうれん草」(825円・税込)や、トマトとカシューナッツの風味を楽しめる「バターチキンカレー」(990円・税込)も絶品です。
子どもには「野菜カレー」(770円・税込)と「チキンカレー」(825円・税込)がオススメだそう。すべてのカレーが5段階の辛さから選べるのもうれしいポイントです。
種類豊富なもっちもちのナン
左から「チョコナン」(550円)、「プレーンナン」(350円)、「チーズナン」(580円)※すべて税込
バタライさんオリジナルのレシピで作るナンは、日本人の好みに合わせた、もちもちとしたやわらかい食感が特徴です。顔のサイズをはるかに超える大きさの「プレーンナン」(350円・税込)をはじめ、両手に乗りきらないほどたっぷりのチーズが入っている、1番人気の「チーズナン」(580円・税込)や、子どもに大人気の「チョコナン」(550円・税込)など、全8種類の味が楽しめます。
中でも珍しい「かぼちゃナン」(550円・税込)は、甘味の強い日本のかぼちゃを使っているからこそ、おいしく作れるのだとか。
タンドリーチキンと生春巻きも大人気
ミックススパイスのマサラに8時間以上漬け込んで作っているという「タンドリーチキン」(550円~・税込)はスパイシーな味わいが特徴的です。ジューシーでボリュームもあり、特に男性に人気なのだとか。
女性に人気のメニューは生春巻きで、特に「エビ春巻き」(660円・税込)がよく注文されるそう。「生春巻きはインドにはない料理なので、日本に来てから学んで作り始めました」とバタライさんは話します。
お客さんに喜んでもらえるカレーを
「お客さんがおいしそうに食べている姿を見るのが好きなんです。味や好みの相談もしてほしい」とバタライさん(写真左)。なんとお客さんの好みによってスパイスの調合を変えているのだとか!同じ種類のカレーでも、辛いものが好きな人と苦手な人とでは、違う味のカレーを提供しているそうです。
また、子どもにもロサニの味を楽しんでほしいと「お子様セット」(750円・税込)も提供。インドにはないチョコナンなども、「子どもが好きなものを...」とバタライさんが考案したそうです。
テイクアウトも充実
ロサニでは、テイクアウト可能なメニューがたくさんあります。カレーはもちろん、ナンやライス、アラカルト、タンドールなどさまざまなメニューがお家で楽しめます。人気の生春巻きや、子どもが大好きなフライドポテトなど全6種類のタンドール料理やアラカルトがセットになった「ホームパーティパック(2~4人分)」(2,450円・税込)も。お客さん思いのバタライさんが作る本場のインド・ネパール料理を堪能しに、ロサニに足を運んでみて。(取材:広瀬達也/2022年6月取材)