こだわりのコーヒーやジューシーな自家製ウインナーを堪能できる、愛知県安城市「craft cafe R2・3」(クラフトカフェ アールニイテンサン)。海上コンテナをベースにした店内は、まるで船内にいるかのような雰囲気。晴れた日には、テラス席でお店のシンボルである灯台を眺めながら爽やかなカフェタイムを過ごしてみても。
以前に「Koko poco 3(ここぽこさん)」というキッチンカーを運営していたオーナーの美智代さんと、夫の信行さんが手掛けるお店の、こだわりメニューやお店のみどころをご紹介します。
※2022年4月取材・撮影、2023年7月商品価格・ワークショップ情報を更新
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手作り灯台がシンボルの海上コンテナカフェ
2022年4月28日、国道23号「高棚北IC」と「高棚福釜IC」のちょうど間にオープンした「クラフトカフェ R2・3」。「アールニイテンサン♪」と思わず口ずさみたくなるようなリズム感のある店名にしようと、美智代さんが名付けました。
ご夫婦で営んでいるこのカフェのシンボルは、2人で手作りしたという灯台。暗くなるとほんのりと灯りがついて温かい雰囲気に。ほかにも、思わず開けたくなる小さな扉があちこちにあり、眺めているだけでも楽しくなる、ワクワク感いっぱいのカフェです。
自家製ウインナーのホットドッグが自慢
イチオシメニューは、信行さん自慢の自家製ウインナーを使った「ホットドッグ」(800円・税込)。「ウインナーの味と食感がこだわりなんです。自分がおいしいと思えるまで何度も試作して、子どもたちにも感想を聞いて...」と振り返ります。
試行錯誤を重ねてできあがったウインナーは、パリッとした食感とジューシーな肉のうまみが溢れだす絶品の味。醤油ベースの「オリジナル」、カレー風味の「チリコンカン」、トマトと香辛料が相性抜群の「サルサソース」、そして「とろーりチーズ」の4種類から選べます。大きなホットドッグにガブッとかぶりつけばやみつきになること間違いなし!
まろやかな苦みの本格コーヒー
コーヒーにもこだわりが。6時間かけてじっくりと抽出した「水出しコーヒー」(490円・税込)は苦みが少なくとってもまろやか。期間・数量限定なので、見かけたらぜひ注文してみて!コーヒーの苦みが苦手という人にも、飲んでみてほしいアイスコーヒーです。
取材当日いただいた「ラテ」(560円・税込)は、エスプレッソマシンを使って抽出した本格的な味わいが特徴。香り高いコーヒーとミルクの甘みのバランスが絶妙な一杯です。
キッチンカーから店舗へ
以前は「Koko poco 3」というキッチンカーを5年ほど営業していた美智代さん。2021年8月にキッチンカーを閉店し、ものづくりが大好きだという信行さんとともに、海上コンテナをベースとした実店舗を自ら作りました。
カフェのデザインを考え、1年間モルタル教室に通って技術を身に着け、材料や道具を調達し、一からすべて手作りしたという店舗。「冬場の凍えながらの作業は大変だったけれど、着々とできあがっていくのがとても楽しかった」と話してくれました。
モルタル体験ができるワークショップも
2022年オープン当初の取材で、「カフェが落ち着いてきたらモルタル体験もやりたい」と教えてくれた美智代さん。2023年7月現在、カフェの定休日を使って体験ワークショップを開催中とのこと!
お問い合わせは、来店またはcraft cafe R2・3 公式インスタグラムで受け付けています。
地域の人たちが集える居心地の良い場所に
美智代さんは、「キッチンカー時代からの友人や地域の人とのつながりを大切にしていきたい」と話します。地域に溶け込み、みんなが楽しく集える場所として居心地の良いカフェを目指しているそうです。この場所で出会った人たちと一緒に小さなマルシェを開催してみたい、という夢も教えてくれました。
コーヒーやホットドッグを味わいながら、たくさんの人と楽しい時間を過ごせるクラフトカフェ R2・3にぜひ足を運んでみて。(取材・河合春奈/2022年4月取材・撮影、2023年7月商品価格・ワークショップ情報を更新)