仲良しの友達や家族と訪れても楽しいけれど、ひとりで立ち寄ってゆっくりと流れる時間を楽しむこともできるカフェ。特に、コーヒーやスイーツ、ランチなどフードメニューにこだわりがあったり、センスを感じるインテリアだったりと、楽しみ方もさまざまなカフェが増えています。
今回は愛知県刈谷市、安城市、知立市の素敵カフェをご紹介。おひとりさまでも気兼ねなく、リラックスして過ごせるお店ばかりなので、いろんなシーンで利用できそうです。各店のこだわりやおすすめメニューを教えてもらいました。(2021年11月取材。カフェアンゴラ・サンクフルデイズコーヒーは2022年12月時点、米café Reposは2023年12月時点の情報です)
安城・cafe angoraはうさぎがあちこちに登場!
JR安城駅から徒歩5分ほどにある「cafe angora(カフェ アンゴラ)」は、白を基調としながらも、店内のあちこちにうさぎモチーフの小物が飾られた可愛らしいお店。「アメリカで大人気の『シーシェッド(She shed)』をイメージしました」と、オーナーの國見さん。シーシェッドとは女性がリラックスしてひとり時間を過ごせる小屋のこと。
店内はカウンター席を多く設け、女性のおひとりさまもゆっくり過ごせるよう配慮されています。
出てきた瞬間に乙女心をわしづかみ!
「うさぎドーナツ(ミルクティー)」と「カフェいちご」のセット(968円・税込)
おすすめの「うさぎドーナツ+ドリンクセット」(825円~・税込)をオーダーすると、うさぎがのった胸キュンドーナツが!ドーナツはプレーン、チョコ、期間限定があり、写真は期間限定のミルクティー。
ドリンクはコーヒーの苦みと、いちごの甘酸っぱさがハーモニーを奏でる「カフェいちご」をオーダー。コーヒーに合ういちごシロップを求めて、試行錯誤したオリジナルドリンクです。浅煎りのフルーティーなコーヒーとの相性も抜群です。
もふもふ、ふわっふわのカラフルソーダ
左・「アンゴラ・ソーダ ブルーキュラソー」(770円・税込)
右・「アンゴラ・ソーダ いちご」にクッキートッピング(825円・税込)
特製ホイップクリームがたっぷりの「アンゴラ・ソーダ」(770円・税込)は、いちご、レモン、キウイ、ブルーキュラソー、チョコレートの5種類。うさぎのクッキーは+55円(税込)で添えられます。クリームとソーダを混ぜると、もこもことした不思議な口当たりに。見た目だけじゃなく、フレーバーごとの味わいもしっかり感じることができます。
クリームソーダには珍しいチョコレートは「シナモンみたいな不思議な味」とのこと。気になります......!
cafe angora(カフェ アンゴラ)
cafe angora アクセスマップ
刈谷駅から徒歩7分!老若男女が寛ぐカフェ
照明や家具など、インダストリアルな雰囲気を随所に感じる「Thankful days coffee(サンクフルデイズコーヒー)」は、実はオーナーの臼井さんが図面をひいたお店。さらに、カップにあしらわれた犬のイラストや、オリジナルグッズのデザインも手掛けているというから驚きです。
シンプルながらも木目の優しさも感じられる店内はカウンター席も多く、ひとりでも落ち着ける空間に。ソムリエ資格を活かし、夜はお酒や料理も楽しめるようにしているそう。もちろん夜カフェも大歓迎!
しっとりプリンと濃厚チョコテリーヌに舌鼓
手前・プリン(580円・税込)
右奥・チョコレートテリーヌ(690円・税込)
左奥・カフェラテ(560円・税込)
プリン(580円・税込)は昔ながらの硬めタイプですが、卵を多く使っているためもちもち、しっとりした食感です。カラメルは苦すぎず、香ばしさだけが残る絶妙な焦げ加減。あっさりめのブラジルコーヒーによく合います。
チョコレートテリーヌ(690円・税込)は濃厚かつ口どけがなめらかで、幸福感で溶けてしまいそう。こちらはエスプレッソやカフェラテ、さらに赤ワインと一緒にいただいても相性が良いそうです。
見た目だけじゃなかった!奥深いラテアート
エスプレッソに泡立てたミルクを入れて作るカフェラテ(560円・税込)ですが、ミルクで絵柄を描く「ラテアート」もお手のもの。
このラテアート、味にも重要な意味を持っているのをご存じですか?おいしいカフェラテの条件は、エスプレッソとミルクの粘度が同程度であること。カフェラテは味見ができませんが、「絵を描ける=粘度が適切である」ということがわかるそうです。
その他、手に入りにくいスペシャリティコーヒーもあり、コーヒー好きなら歓喜すること間違いなし!
Thankful days coffee
場所:愛知県刈谷市神明町2-35 ビラ三秀神明103
電話:0566-66-8567
営業時間:火・水・木曜は9:00~20:30/金・土曜は11:00~21:30
※モーニングは9:00~11:00、ランチは11:00~14:00、ディナーは18:00~21:30
休み:日・月曜
Thankful days coffee アクセスマップ
知立市役所隣に佇む、知る人ぞ知るカフェ
知立市中央公民館の中にある「米café Repos(こめカフェ ルポ)」は、地元で作られたお米や野菜を使ったランチが人気のカフェ。店内は壁一面に絵が描かれていたり、バイクや農業で使う道具が飾られてあったりと、ワクワクするものがたくさん!
オーナーの高村さんは、「アグリ知立」も運営していて、「知立のお米や農作物の味を知ってほしい」とカフェをオープンしたとのこと。「おいしかったからまた来たわ」というリピーターさんも多いそうです。
彩り鮮やか、野菜たっぷりが嬉しいランチ
おにぎりセット(850円・税込)
「おにぎりセット」(850円・税込)は、おにぎり2つにサラダやおかず、野菜たっぷりのスープ、ドリンクもついた大満足ランチです。お米は時期によっても異なりますが、冷めても硬くならず、もっちりおいしい「ミルキークイーン」を使用することが多いそう。
旬の野菜を使うのでメニューは都度変わり、ちょっと珍しい野菜が登場することも。この日はへちまを使ったおかずが添えられており、初めての食感を楽しむことができました。
ミルキークイーンを使っただんごはもっちもち
だんごセット(500円・税込)
もちもち柔らかいだんごに、秘伝のゴマだれを使った特製のだんごはちょっと一息入れたいときにぴったりです。「お米ってこんなにもちもちするのか!」とびっくりするほど柔らかく、ゴマやナッツが入った甘辛いゴマだれが風味豊かで思わずぱくぱく食べてしまいます。他にもなにやら隠し味があるそうですが「企業秘密です」とのこと。
ドリンクとセットになった「だんごセット」(500円・税込)のほか、単品注文やテイクアウトも可能です。
アグリ知立
「米cafe' Repos」を運営する株式会社アグリ知立。主に米、麦、大豆を生産していて、お米はアグリ知立(要電話予約)、ルポ、でんまぁと安城北部(愛知県安城市東栄町4-5-15)で購入できます。
場所:愛知県知立市八橋町町田97-4
電話:0566-82-5880
米café Repos
場所:愛知県知立市広見3-1 中央公民館 1F
営業時間:11:00~15:00
※ランチ11:30~14:00
休み:土・日・月曜、祝日