愛知県西三河エリアにある夜のお店(※お酒の飲める店舗)を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は、60年の歴史を誇るうなぎ屋さんをご紹介します。
知立の弘法さんの目の前
知立市で"弘法さん"と親しまれている遍照院。その目の前で60年に渡りうなぎ店を構える「旭屋」さん。2021年4月に、お店がリニューアルして、新たな一歩を踏み出しました。
そんな「旭屋」さんの主人が、永井翔太さん。元々は小料理屋を出すことを夢見ていたそうですが、家族の勧めもあって、先代の祖父の下で約15年みっちりと修業。うなぎの裂き方から焼きまでの一連の技を学びました。先代はまさに職人肌で、手取り足取り教えてはくれず、技を見て自分のものにしていったそうです。
大ぶりで肉厚なうなぎ!
主役のうなぎは、地元一色産や宮崎県産など、その時一番おいしいうなぎを仕入れ、高温の備長炭で焼き上げます。多くのうなぎ屋が使うサイズは、10kgで40尾というサイズで、1尾が約250g程度の物。しかし「旭屋」さんが使ううなぎは10kgで35尾と、一回り大きなうなぎ。
そのうなぎを味わうなら、1尾まるごとを贅沢に使った「特上丼」(2,680円)がおススメ。60年継ぎ足してきた"うなぎ屋の命"とも言えるタレとの相性も抜群です。暑い夏は、うなぎで乗り切るべし!
うなぎにはハイボールが相性マル
うなぎのうまさは、炭火で香ばしく焼きあがった身や、タレ、ご飯との相性など、いろんな楽しみ方がありますが、あふれる脂もその1つ。脂の乗ったうなぎを楽しんだ口に、さっぱりした「ハイボール」(500円)が意外によく合うのです。
すっきりした口で、うなぎをもう一口。そしてもう一口。このセットはまさに"うなぎスパイラル"!
おいしいうなぎをお値打ちに
最近はうなぎの高騰で、なかなか口にする機会が減ってしまったみなさんも多いハズ。そんな中、「お祝いや節目だけでなく、普段でもうなぎを召し上がって頂けるよう、お値打ちに提供しています。」と語る永井さん。うな丼並はなんと1,800円!
また「旭屋」さんのうなぎは、知立市内の保育園の給食にも提供されているそう。子供達が喜ぶ姿が目に浮かびます。というより、何ともうらやましい。暑い夏や元気がなくなった時には、うなぎで元気をとりもどしましょう!(取材:石川雅章/2021年7月取材・2023年6月最終更新)
「うなぎの旭屋」店長の一言PR!
60年続く老舗の味をぜひ
店長 永井翔太さん
うなぎの旭屋
場所:愛知県知立市上重原町小針121-3
電話:0566-81-0284
営業時間:10:00~14:00/16:30~20:00
※感染症対策のため、営業時間等が変更となる可能性があります
定休日:木曜日
アクセスマップ
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『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他