近所の夜グルメ探訪！vol.62「Divene Vallee（ディヴィヌ・ヴァレー)・西尾市」

ぐるめ
西尾市

2021年6月7日

近所の夜グルメ探訪！vol.62「Divene Vallee（ディヴィヌ・ヴァレー)・西尾市」

#お酒

愛知県西三河エリアにある夜のお店（※お酒の飲める店舗）を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です！グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます！

今回は、気軽に楽しめる西尾市の本格フレンチレストランをご紹介します。

※2021年4月取材時点の情報です。

ゆったりとした空間で本格フレンチフルコース

西尾市民病院のすぐ東側、清楚な白い建物が目に飛び込んでくる。本格的なフレンチが楽しめる「Divene Vallee（ディヴィヌ・ヴァレー)」。

フランス語で"Divine"は"神"、そして"Vallee"は"谷"。そう、店名を直訳すると"神谷"、すなわち神谷さんが経営するフレンチ料理店なのです。

店内は白と茶を基調とした、明るくゆったりとした空間。パリのビストロをイメージしたのだそう。そんなDivene Valleeさんでは、予約制でフレンチのフルコースが楽しめます。コースは2,640円、3,850円、5,500円の3コース（飲物別）とリーズナブルに頂けます。またランチは予約の必要はなく1,650円からの3種類。

フレンチにはやっぱりワイン

今回フルコースの最初に頂いたのは、フランス産のスパークリングワイン「ボーロシェ（770円/グラス）」。すっきりとした辛口で、炭酸が食欲をそそります。

そしてメイン料理に合わせるのは、こちらもフランスワインの「デュオ・デ・プラージュ」。地中海の美しい海岸をイメージしたという、やや辛口のロゼワイン。

ワインと言えば、お酒の中でもなかなか奥が深くて、どれを頼んでいいのか迷うところ。そんな時の強い味方は奥様の神谷碧さん。迷ったら、気軽に奥様に相談してください。料理にピッタリのワインをチョイスしてくれます。

フランスで8年修業したシェフ自慢の一品

シェフの神谷充利さんは、地元西尾市の出身。本場フランスで8年間学んだ腕はお墨付き。料理の味はもちろんのこと、お店がオープンキッチン形式なので、調理する立ち振る舞いにも気を使っているそうです。

素材は地元産のものを中心に使い、中でも野菜は、シェフのお父さんが丹精込めて作ったもの。新鮮な素材を豊富に使った料理に期待が高まる！メインの魚料理は「鯛のエチュベ」を頂きました。身を柔らかく保つため、3日間氷温熟成させた鯛を蒸し焼きに。そしてフランス料理の命でもあるソースは、トマトの水分だけで煮込んだトマトフォンデュが。

カジュアルにフレンチを楽しんで！

神谷さん夫婦が営む「Divene Vallee」。とかく格式高いイメージのフランス料理を気軽に楽しんで欲しいと、ナイフやフォークなどのカトラリーにお箸が添えられています。やっぱりお箸に慣れ親しんでいる私たちにとっては、お箸で頂けるのはありがたいですね！「ランチやディナーのお店を悩んだ時に、候補に挙がるようなお店になれたら」と、碧さんは話します。「Divene Vallee」で気軽においしいフレンチをぜひ召し上がれ！（取材：石川雅章／2021年4月取材）