愛知県西三河エリアにある夜のお店(※お酒の飲める店舗)を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は、碧南市のちゃんこ鍋が楽しめるお店をご紹介します。
お店の真ん中に土俵が鎮座
店内に入ると、ひときわ目を引くのが土俵。実際行われる大相撲とほぼ同じサイズなんだとか。こうして見ると、土俵ってとても広く感じてしまいます。以前はここで相撲を取っていたことも。その他にも、相撲ファンにはたまらないグッズが店内を彩ります。
入口には畳1枚分ぐらいはありそうな番付表、ふすまには相撲の豆知識が描かれています。なんだか相撲部屋に来たかのような雰囲気で、料理もさらにおいしく頂けそう。
地元に愛されて45年
女将さんの岡田好子さん(左)は、「やぐら」を始めておよそ45年。ご主人が亡くなられてからのおよそ30年は、娘の直美さん(右)と親子二人三脚でお店を切り盛りしてきました。
女将さんは「お客様と触れ合える飲食店が大好きで」。直美さんは「とにかく仕事に厳しい人。絶対に手を抜かない。30年鍛えられましたが、まだまだ学ぶことがいっぱいです」と話します。そんな2人の人柄とお店の味に惹かれて、親子2代で足繁く通う常連客も多いのだとか。
また名古屋場所の期間中は、現役力士もお店を訪れて、女将さんの料理に舌鼓を打っているそうで、運がよければ、お店で力士に遭遇なんてことも?
宮城野部屋直伝の絶品ちゃんこ鍋
「やぐら」のちゃんこ鍋は、横綱 白鵬も在籍する宮城野部屋直伝。女将さんのご主人は宮城野部屋の元力士で、その時に食べていたちゃんこ鍋が、「やぐら」の味の基礎になっています。
おススメは「やぐらちゃんこ鍋」(2,530円・税込/1人前)。じっくり時間をかけて抽出した鶏ガラの出汁としょうゆで仕上げたスープに、肉や魚介、野菜など、およそ20種類の具材が入る、ボリューム満点の鍋です。
見た目は食べきれないほどですが、意外に皆さん残さず食べてしまうのだとか。中でもショウガの効いた鶏つみれは、必ず食べて欲しい具材のひとつ。そして鍋のシメはさっぱりとうどんで!鍋を平らげたら、もちろん「ごっつあんです!」を忘れずに。
愛知の銘酒「蓬莱泉」
「やぐら」さんおススメのお酒は、奥三河設楽町で150年以上の歴史がある関谷醸造の「蓬莱泉 空(くう)」(1,650円・税込/グラス)。果物を思わせる芳醇な香りと米の旨みと甘味を引き出した純米大吟醸です。これがちゃんこ鍋によく合う!日本人で良かったと痛感できる至極の組み合わせです。
その他にも全国の地酒が10種ほどあり、日本酒好きにはたまらない品揃えです。(取材:石川雅章)
「ちゃんこ やぐら」一言PR!
ちゃんこ鍋も相撲も楽しんで
「ちゃんこ やぐら」女将 岡田好子さん、娘 石澤直美さん
ちゃんこ やぐら
アクセスマップ
キャッチの番組でも紹介中!
『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他