愛知県西三河エリアにある夜のお店(※お酒の飲める店舗)を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は西尾市にある、「地元野菜への愛」が深?い創作和食のお店をご紹介します!
和テイスト漂う板塀の奥には・・・
西尾市役所から東へ700m。道路に面した大きな駐車場の奥に「創作和食 風雅」さんはあります。まず目につくのはお店の前面を覆う板塀ですが、板の間には微妙に空間があり「風雅」の店名の通り、雅に風が吹き抜けるごとく優しい「和」の佇まいを演出しています。店内を右に進むと目の前に鉄板の敷かれたカウンター。左には落ち着いたテーブル席が広がります。
しかし、このお店をありきたりな"和テイストのオシャレなお店"に留めていないのが、これまた店名の"創作"スピリッツなのです。
地元野菜への愛は、地産地消のさらに奥まで!
店長・鈴木 雅裕さんの野菜への姿勢は、野菜ソムリエ&ワインソムリエという肩書きにも現れます。野菜の知識、それを活かした料理、さらに相性を考慮してのワイン選びにまで徹底しています。でも鈴木さんとお話をしていると"その先への想い"が見えてきます。
鈴木さんは"地元の美味しい野菜を紹介したい"という想いから、普段あまり見かけない野菜も料理に使います。「美味しい食べ方を紹介することで、お客さんにも野菜のことを知ってもらえる。そうすることで野菜を作る農家さんの支援にもなるから」と、野菜への"愛"は尽きません。
「すき焼き」の概念に激震、のち感動。
「創作和食 風雅」さんおすすめの料理は、その名も「鉄板すき焼き」(1980円・税別)。鉄板ですき焼きとはどんな料理?まずは栄養価が高いと言われるオレンジ白菜を鉄板でソテー。ちなみにボイルよりも鉄板で焼いた方が旨味が引き出されるそう。次に程よくサシの入った和牛肩ロースを焼き、最後に白菜と肉を合わせ、一気に巻き上げれば完成。割下と卵でいただく"創作すき焼き"です。
付け合わせには「ちぢみほうれん草」をはじめ彩りも鮮やかな旬の野菜が並びます。聞き慣れない名前の野菜ですが、近所のスーパーでも売っているもの。「美味しいと思ったら、食卓にも並べてね!」という鈴木さんのこだわりです。
喉ごしすっきり!野菜にマッチ
続いて「風雅」さんオススメのお酒は、スペイン産の赤ワイン「ボデガス・イ・ビニェードス・ポンセ クロス・ロヘン」(700円・税別/グラス)。イチゴを思わせる果実の風味と酸味とのバランスがとれた、飲みやすいワインです。
創作和食で普段、食べ慣れない野菜の魅力とそのさらに美味しい食べ方を伝える「風雅」さんの魅力を、鉄板の前に座り店長・鈴木さんの"愛"を感じながら満喫してください。「まずはプロの鉄板調理で...その後、食卓でちょっと通な野菜料理を!」そんな一度で二度美味しいお得な夜にオススメです。(取材:山田進一)
「創作和食 風雅」店長さんの一言PR!
鈴木 雅裕さん
美味しい野菜の魅力発見して下さい!!
創作和食 風雅
場所:愛知県西尾市丁田町上ノ切43-2
※2021年8月に愛知県西尾市緑町4-41へ移転
電話:0563-65-8528
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~22:00(夜は要予約)
定休日:水曜日
キャッチの番組でも紹介中!
『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他