愛知県西三河エリアにある夜のお店(※お酒の飲める店舗)を巡るこの企画。近所でお店を開拓したいけど、結局、いつも同じ店に行ってしまう...。という方は必見です!グルメサイトなどには載っていないお店の雰囲気、店主の人柄などを中心に紹介していきます!
今回は西尾市にある、「海の幸と笑いが詰まった」お店をご紹介します!
海味とかいて「うみ」と読むその心は?
西尾市役所から北へ500m。黒い暖簾に手書き風な白文字「海味の蔵 寿和」さんです。店名は「海の幸が詰まった場所」という意味で、地元の新鮮な魚介を存分に楽しめるお寿司屋さんなのです。
ちなみに、お店に入ったら奥の壁にご注目。白い壁に波模様。そうここは、蔵というよりは最早、海の中。大海原で魚と泳ぎながらその幸を楽しんでしまう。そんなお店なのです。
敷居を下げるため?蔵を笑いで満たす店長さん
カウンターには暖簾と同様に黒い制服を身を包んだ店長・廣田 勝彦さん。寿司職人のたたずまいの一方で、短髪と日に焼けた肌からどこか体育会系の空気を感じる廣田さん。しかし、話してみると"地元の魚を愛するお笑い芸人"という印象に落ち着きます。
黒い暖簾と、波打つ白壁。重厚なカウンターの空間の"敷居"を下げ、老若男女問わず愛される雰囲気は、間違いなく廣田さんの軽快なトークと屈託のない笑顔から生み出されているのです。
看板メニューは出れば出るほど赤になる!
「海味の蔵 寿和」さんオススメの料理は、「寿和の海味巻」(1320円)。地元で仕入れたマグロやカンパチ、サーモンなど5種類以上の海鮮をふんだんに使い、太巻きに。さらにカットした太巻き上に、イクラとウニを豪快に盛れば食べごたえ満点!寿和さん自慢の逸品の完成です。
まず完成品を見ての感想は、「なんて贅沢な!好きなネタしか乗ってないよ!」。看板メニューとは言え、こんなに贅沢にネタを盛り盛りにして大丈夫ですか?素朴な疑問を投げかけますと、「いや?実は、赤字覚悟で...っていうか出れば出るほど赤字です!」と笑顔。廣田店長の"笑いのネタ"であって欲しいと切に願うほどの豪快な巻き寿司です。
まさかの二度見!幻の銘酒。
続いて「海味の蔵 寿和」さんオススメのお酒は、入手困難で"幻の酒"とも言われる山形の銘酒「十四代」(1000円/一合)。米の味わいが凝縮された純米酒で力強い旨味と爽やかでフルーティーな後味が特徴です。
今回は冷やでいただきました。味はもうサイコーの一言。幻と言われるだけあって、流通量が極端に少ないため卸の酒屋さんとの信頼関係が試されるお酒でもあるそうです。酒屋さんがここの料理になら合わせられると認められる事が条件だとか。「十四代」があるお店はある種の"お墨付き"があるって事なんですね?。「気楽に"ホンモノの贅沢"寿司を楽しみたい」そんな夜にオススメです。(取材:山田進一)
「海味の蔵 寿和」店長さんの一言PR!
廣田 勝彦さん
海の幸がいっぱい詰まったお店です!!
海味の蔵 寿和
場所:愛知県西尾市寄住町若宮11番地 ウェアーハウス1FB
電話:0563-77-2576
営業時間:17:00~21:30
※2021年2月現在、時短営業中です
定休日:日曜日・第1月曜日
アクセスマップ
キャッチの番組でも紹介中!
『近所の夜グルメ探訪!』。番組では、リポーターがお店にお邪魔して店主の人柄、おススメの逸品を紹介しています!
番組名:夜な夜なヨルグルメ
放送チャンネル:地上デジタル12ch
放送日時:毎月第2・4土曜日18:45~ 他