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2024年6月7日
ジェット・ロケット切り替えの新型エンジンを開発 （碧南市）
碧南市に研究開発拠点を置く宇宙ベンチャー企業、PDエアロスペースが飛行機に使われるジェットエンジンとロケットエンジンを切り替えられる新型のエンジンを開発。2024年5月27日、報道陣に公開しました。
※この記事は、5月27日(月)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
新型エンジンを公開
PDエアロスペースは、碧南市港本町に研究開発拠点を置く宇宙ベンチャー企業で、2030年代に有人での宇宙旅行をすることを目標にこれまでエンジンや機体の開発を行ってきました。
2024年5月27日は新型エンジンの公開に先立ち、緒川修治代表がその仕組みについて説明しました。
PDエアロスペースが目指すのは
PDエアロスペースが目指しているのは、一般的な飛行機のようにジェットエンジンを使って空港を飛び立ち、途中でロケットエンジンに切り替えて一気に宇宙空間に飛び出し、戻ってくるという技術です。
飛行機のジェットエンジンとロケットのエンジンを一つのエンジンの中に組み合わせることにより、エンジンの軽量化やコストの低減を図ることができます。
切り替えの様子を公開
PDエアロスペースではすでに一つのエンジンでこの2つを切り替えることには成功していましたが、今回は既存のジェットエンジンにロケットエンジンを取り付けた方法での実験に世界で初めて成功。実用レベルの推進力となったということです。
5月27日の実験では、最大出力を半分に抑え、実際にジェットエンジンとロケットエンジンを切り替える様子が公開されました。
今後の展望
会社では今後、より耐熱性などを高めたエンジンを研究・開発し、2026年に無人機での実証実験、2030年には有人機での実験にこぎつけたいとしています。
KATCH TIME30
この記事は、5月27日(月)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
キャッチ加入者様はキャッチアプリの番組配信で放送後、2週間ご覧いただけます。
番組名：「KATCH TIME30」
放送チャンネル：地上デジタル121ch
放送日時：月曜日～金曜日 18:00～（生放送）
地元のニュース、話題は「KATCH TIME30」でご覧ください
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