西尾市の新年度予算が発表されました。令和6年度の当初予算額は過去最高とのことです。次の世代に繋ぐための事業を中心にさまざまな施策に取り組みます。
※この記事は、4月5日(金)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
過去最大の予算規模に
西尾市の今年度の一般会計の当初予算は732億9000万円で、昨年度より74億5000万円増え、8年連続で過去最大の予算規模となりました。
予算増額について、西尾市は物価高騰や人件費が増加するなかでも、先送りができない災害対策や教育環境の整備などに引き続き力を入れるためとしています。
今年度は奥田地区と一色町治明地区の2か所で整備を進め、今年度中の完成を目指すということです。
災害対策に注力
市の重点施策の一つとして、今年度も引き続き津波避難タワーの整備を進めるとしていて、その事業に約5億4400万円が計上されています。
現在、西尾市では津波避難タワーが4基設置されていて、令和8年度までにさらに6か所の整備を予定しているということです。
DX推進事業
そのほかの主な事業としては、およそ10万人の登録者数を誇る市公式LINEを活用し市民の利便性向上などを目指す「DX推進事業」に約1200万円が計上されています。
これまで市民が市役所の窓口で手続きをするとき、直接窓口に足を運んで受け付けを行い、順番を待つ必要がありましたが、市民の待ち時間削減のために今年度中に事前予約ができる機能を公式LINEに追加するということです。
また、二十歳の集いなどのイベントの際にQRコードで入場管理ができるチェックイン機能を追加することなども予定しています。
中心市街地活性化を目指す
また、市内の中心市街地を活性化するための事業も盛り込まれています。
4月1日、名鉄西尾駅高架下に西尾未来共創拠点「ニコラボ」がオープンしました。
中小企業などのビジネスの支援と中心市街地の活性化を目指すニコラボの運営事業費として、約3700万円が計上されています。
KATCH TIME30
この記事は、4月5日(金)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
キャッチ加入者様はキャッチアプリの番組配信で放送後、2週間ご覧いただけます。
番組名:「KATCH TIME30」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
放送日時:月曜日~金曜日 18時~(生放送)
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