100年に一度のまちづくりが徐々に進みつつある知立市は、駅周辺の整備や災害対策の事業などに予算を計上していることを発表しました。
※この記事は、4月4日(木)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
過去最大の予算規模に
知立市の今年度の一般会計当初予算は265億4500万円で、昨年度より17億4500万円増え、2年続けて過去最大の予算規模となりました。
知立市は、今年度に最終年度を迎える、第6次知立市総合計画で目指す将来像「安らぎ・にぎわう住みよさを誇れるまち『輝くまち みんなの知立』」の実現に向けて予算を編成したとしています。
2つの公園を新設
100年に一度のまちづくりとして進められている「知立駅周辺整備事業」に、合わせておよそ16億7200万円が計上されました。昨年度より6100万円増の額です。
また、知立駅周辺整備事業の中で、今年度、新規事業として、知立駅周辺公園整備事業におよそ830万円が盛り込まれました。これは、知立駅周辺の整備にあわせて市が予定している、2つの公園の整備に関するものです。
知立駅の北側に「駅前公園」、南東側には「堀切公園」の整備を予定しています。
市は子どもからお年寄りまで、多様な世代が利用でき、イベントの開催も可能なにぎわいの拠点となる公園となることを目指しているということです。
今年度は、市民から意見をヒアリングするためのワークショップ、公園の運営方法についての官民連携を視野にいれて、調査検討などを進めていくということです。
注目の災害対策事業
他にも、災害対策として、市内の小中学校に設置されている受水槽に蛇口を設置する事業におよそ380万円が計上されています。
各学校の屋外に設置されている、水道水を貯めておく受水槽に蛇口をつけることで、断水時でも一時的に蛇口から給水でき、避難してきた人などが水を使用することを想定しているということです。
市内小中学校10校のうち、すでに受水槽に蛇口が設置されている猿渡小学校と知立南小学校と、もともと受水槽の設置がない知立東小学校を除いた市内7校での整備を予定しています。
夏休みごろの実施を予定しているということです。
KATCH TIME30
この記事は、4月4日(木)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
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番組名:「KATCH TIME30」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
放送日時:月曜日~金曜日 18時~(生放送)
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