高浜市の新年度予算が発表されました。今年度の当初予算規模は過去最高で、AIやICTを活用した事業に取り組むとのことです。
※この記事は、4月4日(木)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
支援事業を厳選
高浜市は今年度の予算編成について、非常に厳しい財政事情の中で優先して解決するべき課題を洗い出し、新たな行政需要に対応するため、事業の選択と集中を図ったとしています。
今年度の一般会計、当初予算は約179億9200万円で、昨年度より約1億7000万円増額となり過去最大の予算規模です。
利便性の高い交通手段を確保
高浜市は第7次総合計画の基本目標の一つ「行きたい 住みたい 住み続けたい 魅力がつながるまちをつくろう」の達成に向けた事業として利便性の高い移動手段を確保するため、AIを活用したコミュニティバスの実証運行の事業に約1700万円を計上しています。
注目される事業“AIオンデマンド型バス”
高浜市のコミュニティバス「いきいき号」には現在、市役所と刈谷豊田総合病院を結ぶ「刈谷市コース」と市内を中心に各所を周る4つのコースがあります。 市は市内を周るコースを予約制とし、予約の状況に応じてAIが適切な配車をする乗り合い型バスのサービスの導入を検討しています。その実証運行を10月から行う予定だということです。
キャッシュレス決済を導入
そのほか、市役所の窓口で各種証明書などを交付するときの手数料について、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどで決済するキャッシュレス決済を導入する事業におよそ470万円を計上しています。
昨年度から高浜市は、市役所窓口について「書かない・待たない・行かないデジタル窓口の実現」に向けて取り組んでおり、この事業もその一つとして進められています。10月からの導入を目指しているとのことです。KATCH TIME30
この記事は、4月4日(木)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
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番組名:「KATCH TIME30」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
放送日時:月曜日~金曜日 18時~(生放送)
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