碧南海浜水族館の大水槽に人魚が現れ、来館者に海を汚さないよう環境問題などについて訴えるパフォーマンス「マーメイドからのメッセージ」が5月13日に行われました。
※この記事は、5月15日(月)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
環境問題やSDGsについて考えるきっかけに
このパフォーマンスは、身近な海で起こっている環境問題やSDGsについて楽しみながら考えるきっかけになればと、碧南市の市制75周年記念事業として行われました。
会場となった深さ2.5m、幅15mの大水槽の前でははじめに、名古屋市や常滑市などで「Dance Studio JOJO」を主宰するNOBUTOさんがダンスや手品を交えた大道芸を披露し、沸かせました。
続いて、大水槽には、長いヒレをゆらして人魚が現れました。人魚は、真鯛やコショウダイなど35種類の魚たちとともに水槽の中を縦横無尽に優雅に泳ぎ、来館者を魅了しました。
魚の安全にも考慮して行われた初めてのイベント
人魚に扮したのは、常滑市在住の水中パフォーマーKOYOMIさん。
碧南海浜水族館によりますと、酸素ボンベをつけずに職員以外の人が水槽に入ることはなく、こうしたイベントを行うのは初めてだということです。
魚の安全も考え、この日までに複数回、水中での動きや衣装、シナリオの確認など実地練習を行ってきたということです。
メッセージは「海を汚さないで」
イベントでは、来場者に「ビニール袋や釣り糸、ペットボトルなどたくさんのゴミが流されて魚や水中生物が困っている。みんなが気を付けてゴミを捨てないようにしてくれると嬉しい」と海洋汚染やSDGsについてメッセージが伝えられました。
碧南海浜水族館のスタッフは今後も様々なイベントを通して海を大切に考えてもらえるよう啓発していきたいと話していました。
KATCH TIME 30
この記事は、5月15日(月)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
キャッチ加入者様はKATCHオンデマンドで放送後、2週間ご覧いただけます。
番組名:「KATCH TIME30」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
放送日時:月曜日~金曜日 18時~(生放送)
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■三河湾の生き物が大集合!碧南海浜水族館
碧南海浜水族館は、いろいろな海の生き物に出会える生き物展示エリアをはじめ、ビオトープエリア、科学館エリアと一度で3種類の展示が楽しめる施設。日本ではココでしか見られない「ドラゴンズベビー」や、「ニホンイシガメの給餌(エサやり)体験」など盛りだくさん!