安城市が民間企業とタッグを組んだ施設学習WEBサイトの実証実験始まる　複数の講座検索にメリット

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安城市

2023年12月13日

安城市が民間企業とタッグを組んだ施設学習WEBサイトの実証実験始まる　複数の講座検索にメリット

#暮らし

安城市は行政や地域が抱える課題を解決しようと、民間企業と協力して公民連携で実証実験を行うプロジェクト「アーバンイノベーション安城」というプロジェクトを2023年8月から実施しています。

※この記事は、12月6日(水)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。

市民向け講座の検索や予約を簡素化

安城市は民間企業と連携して、2023年8月から4つの実証実験を行っています。
そのプロジェクトの1つとして、生涯学習課では市民向けの講座の検索や予約ができるサービスの実証実験を実施しています。

情報誌の発行終了が契機に

これまで、市内の公民館などで開催されてきた公民館講座や自主活動グループの情報は、市が発行する生涯学習情報誌「あんてな」など、紙媒体での掲載がメインでした。
しかし、あんてなは今年度での発行終了が決定。そこで、今回のプロジェクトが立ち上がりました。

検索しづらい…　問題点を解決

市ではこれまでも、ホームページで講座の開催情報を提供してきましたが、公民館ごとに情報が掲載されていたため、「検索が難しい」という声もあがっており、課題とされてきました。

そこで、民間企業である軒先株式会社と提携。生涯学習情報検索サイトを作成し、実証実験を行うことになりました。

情報をより見つけやすいサイトに

このサイトでは、場所・ジャンル・時間などさまざまな条件から検索することが可能。それぞれの要望にあった講座を見つけやすいように工夫されています。

サイトは試験運用のため、12月いっぱいで終了し、来年以降の運用については未定。市の担当者によると、サイト利用者からのアンケートをもとに、今後の講座の情報提供に活用したいということです。

今回の実証実験を含む4つの実験の成果報告会は、来年2月ごろに開かれる予定です。

「生涯学習情報検索サイト」