10月22日(日)に高浜市芳川町で芳川渡し場まつりが開かれ、江戸時代に行われていた「嫁入り舟」が再現されました。
※この記事は、10月24日(火)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
「藤江の渡し」を次世代に
このまつりは、高浜市と対岸の東浦町との間を結んだ「藤江の渡し」を次世代に引き継ごうと活動している地元の市民団体渡し場かもめ会が企画しました。
和太鼓グループによるパフォーマンスも
まつりでは、高浜市の和太鼓グループ夢童によるパフォーマンスのあと花嫁行列が出発し舟に向かっていきました。
嫁入り舟に注目集まる
ことしは、高浜市に住むドゥウプレンコさん夫妻が舟に乗りました。ふたりは、ウクライナからの避難民として去年の11月から高浜市で生活をしています。
洋装でも参加
また、まつり会場の近くにある特別養護老人ホーム高浜安立壮とケアハウス高浜安立に務めるブラジルとインドネシア出身の職員が洋装のカップル役として参加しました。
交通手段として使われた「藤江の渡し」
「藤江の渡し」は江戸時代から旅人や商人などが利用した交通手段です。
また、対岸に舟で嫁いでいく際にも「嫁入り舟」として利用されていました。
多くの人が風情を楽しむ
ウクライナ人の夫妻は日本の文化に興味があり、今回、「嫁入り舟」に乗船したということです。
会場には、多くの人が訪れ昔ながらの風情を楽しんでいました。
渡し場かもめ会の会員は「国籍などに関係なく住みやすいまちになってほしい」と話していました。
KATCH TIME30
この記事は、10月24日(火)に放送した「KATCH TIME30」をもとに作成しています。
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番組名:「KATCH TIME30」
放送チャンネル:地上デジタル121ch
放送日時:月曜日~金曜日 18時~(生放送)
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