2023年、15歳以下のサッカー日本代表メンバーに選ばれた赤沼想斗選手。愛知県刈谷市出身の赤沼選手は、「刈谷ジュニアユース(刈谷JY)」を経て、2024年4月現在は徳島ヴォルティスのユース選手として活動中です。
将来はトップチームでの日本代表入りを目指す赤沼選手に、サッカーへの熱い思いを聞きました!
(取材・撮影は2024年3月に実施)
刈谷から世界を目指す次世代スター
赤沼想斗(あかぬま・ああと)選手は2008年4月19日生まれ。
183cmという高身長と左利きを生かしたプレーが武器で、2023年U-15男子日本代表として国際ユースサッカー大会に出場しました。
大会は準優勝に終わりましたが、赤沼選手は大会ベストディフェンダーに選出され、世界の舞台で存在感をアピールしました!
過去には「キャッチ杯 六市対抗サッカー大会」にも出場した経験が。まさに刈谷を代表する選手のひとりです。
刈谷JYのチームで得たこととは?
チームでキャプテンを務めていた赤沼選手は「『人がやりたがらないことを進んでやりなさい』とコーチから指導していただいたおかげで、人間として成長できたと思います」と話します。
指導を担当していたコーチも「いろんな気配りができる、優しい選手です。人として本当にしっかりしている」と太鼓判。たしかに、15歳とは思えない貫禄があります…!
U-15選出をきっかけにジャンプアップ!
U-15代表に選出されたときのことを「うれしかったけど、『結果を残さないと』というプレッシャーもありました」と振り返る赤沼選手。一方、初めて参加した国際大会「EAFF U15 男子選手権 2023」では苦い経験も…。
「準優勝に終わってしまい、悔しさの残る大会になりました。ピッチの上での声が大きな歓声にかき消され、アウェイの空気を感じました。でも、キャリアの早い段階で体験できたことをプラスにしたいです」。
将来の夢はワールドカップ出場
赤沼選手は活躍の場を広げるため、中学校卒業を機に生まれ育った愛知県を離れ、2024年4月現在はJリーグ所属クラブ「徳島ヴォルティス」の下部組織に所属しています。
将来の夢は海外リーグでプレーすることと、日本代表としてワールドカップに出場すること。「海外で長く活躍し続ける選手になるのが目標です」と意気込んでいます。
これからの活躍に期待!
刈谷JYの練習では、チームメイトと談笑する場面も。チームの中心選手として、技術だけではなくその誠実な人柄でも信頼を集めているようです。
「刈谷の皆さんはサッカー好きな人が多いので、将来は活躍する姿をお見せできるようにがんばります!」と話す赤沼選手。将来のスターに、今から要注目です。
赤沼選手のこと、もっと知りたい!
Q.得意なプレーを教えてください。
「左足のロングキックと1対1です」
Q.サッカーが上達した要因はなんですか?
「毎日ボールを触ることです。自分の練習が休みでも、サッカーをやっている父についていくようにしています」
Q.試合の日のルーティーンやゲン担ぎはありますか?
「朝にシャワーを浴びること、ヘアスタイルをセットすることです。髪はバチバチに固めています!」
Q.サッカー以外でハマっていることはありますか?
「語学の勉強です。特にドイツ語と英語に興味があります」
Q.ずばり、刈谷の好きなところは?
「交通の便がよくて、サッカーが盛んなところです!」