精肉店出身の店主が作る料理が評判
愛知県安城市。名鉄南安城駅近くの『Cafe&Delica NEJI』。もともと精肉店に勤めていた村澤有紀子さんが、「お客様と寄り添いながら、楽しく過ごせるお店を作りたい」という想いで2016年12月にオープンした。
プロならではの目線で厳選した肉を、新鮮な状態で調理するのが村澤さんの信条。こだわりの詰まった肉料理をカフェスペースで味わえるのはもちろん、真空包装されたデリカを持ち帰り、家庭で楽しむリピーターも多い。
安城農林高校の生徒とコラボ
そんな肉に自信のあるこの店で、じわりと人気が出ているのが安城農林高校で育てた「安農3Aポーク」を使ったメニュー。
村澤さんが安城市内で開催されるマルシェに出店した際に、ほかの出店者から「せっかく安城でお肉屋さんをしているのなら、使ってみたら?」と勧められたのがきっかけになったという。もともと、「大好きな安城をもっと活気づけたい!」と考えていた村澤さん。「『こういう形で安城を盛り上げることもできるんだ!』と目が輝きました」と話す。
肉好きも思わず唸る地豚丼が人気急上昇中
そして、安農3Aポークを使ったメニューの開発と「安城市らしい土産品」の認定を観光協会が行っていた時期が偶然にも一致。
同店の3Aローストポーク丼とHOTワッフルサンドが晴れて「安城市観光協会認定土産品」に認定され、4月から安城市のお墨付きとして正式に販売される。安城と肉を愛する人に食べて欲しい。
村澤有紀子さん
愛知県安城市出身。市内の企業の社員食堂で、パート職員として働き出したのをきっかけに料理に没頭。持ち帰り専門の牛肉料理店で技術や知識を磨いたのち、2016年に『NEJI』を開店した。
安城をこよなく愛し、マルシェなど地域のイベントへの参加も積極的。三児の母でもあり、子育てと日々の仕事を両立する「スーパー主婦」だ。
Cafe&Delica NEJI
北欧風の店内で、松阪牛ローストビーフ丼1,500円(税別)や松阪牛ミートソース丼850円(税別)など本格的な肉料理を味わえると評判。「安農3Aポーク」との出合いを機に地産地消にも力を入れており、安城農林3Aポーク角煮100g280円(税別)など地元ならではのデリカも販売している。
場所:愛知県安城市日の出町10-7 サンライズ122 東1
電話:0566-93-4610
営業時間:11:00~18:00
休み:木曜・日曜・祝日
(キャッチネットワークのライフコネクトチャンネルマガジン・ケーブルテレビの向こうがわ。2020年4月~6月号より)