今年2020年は、東京五輪だけでなく、フットサルのW杯イヤーでもあったこと、知っていましたか?リトアニアで開催されることが決まっていて、日本代表チームは、2020年1月現在、ワールドカップの出場権を獲得するためにアジア予選を戦っています。
実は、その日本代表の中に、近所にゆかりのある選手がいたんです!しかも、国内屈指のドリブラー。そしてそしてイケメン!!これは、ほかのメディアに取材される前に、なんとしても記事にしなければ!ということで、行ってきました!大阪に。
国内屈指のフットサルチームに所属
訪れたのは、「シュライカー大阪」の練習場。国内最高峰のフットサルリーグ「Fリーグディビジョン1」に参戦している強豪。過去、優勝経験もあり、昨シーズンは準優勝。今シーズンは、2020年1月5日現在、3位。
ちなみに、Fリーグの中では、実は、愛知の「名古屋オーシャンズ」が、頭ひとつ抜けている存在だそう。名古屋オーシャンズは、まさにプロチーム。しかし、それ以外のチームは、あくまでもアマチュア。選手は、他にも仕事をしながらの戦いとなっている訳です。なので、オーシャンズ以外のチームが優勝するなんて、本当にスゴイことなんです!
愛教大出身!加藤未渚実
すみません、少し話がそれました...。こちらが今回の主役、加藤未渚実(みなみ)選手。愛知県刈谷市にある愛知教育大学出身で、現在27歳。愛教大在学中の4年生の時からシュライカー大阪でプレーをしています。ポジションは、「アラ」。サイドにポジションを置く攻撃の選手です。
そして、なんといっても、現役バリバリの日本代表。過去、Fリーグのベスト5にも2回選出されているスゴイ選手で、先日、行われたフットサルW杯東アジア予選では、2試合でハットトリックを決めるなど大活躍中。
初めての代表戦は、奇跡の刈谷開催
そんな加藤選手ですが、23歳の頃、日本代表に初選出。そして、なんとその初めての試合会場が、大学時代を過ごした刈谷のウィングアリーナ刈谷。なんという偶然というか、奇跡!?両親や友人などの前で日の丸を背負って戦う姿を見せることができて嬉しかったと言います。
ちなみに、これは、意外だったんですが、愛教大出身のフットサル選手は加藤選手で2人目だとのこと。
高校まではサッカーとの両立
加藤選手の出身は愛知県瀬戸市。小学1年生のときから、地元のクラブチームでサッカーをはじめ、小学校中学年からは、フットサルも。高校生時代には、部活動でサッカー部に所属しながら、名古屋オーシャンズU‐18のチームでフットサルを。
そして、大学からはフットサル一本に絞り、愛教大のフットサル部、フットサルの社会人チームでプレーを続けました。ただ、大学入学当初は、将来、プロになるなんて全く考えていなかったそう...。このあと、加藤選手の人生が大きく動きます!
遠い存在だった日本代表を数年でつかむ!
大学2年までは、教員になろうと考えていた加藤選手ですが、3年生のときに、国内を代表する選抜チームでプレーする機会が巡ってきて、そこで手応えを感じ、プロの道に進むことを決心したそう。
そこからは、持ち前の負けず嫌いな性格で、「監督やチームメートから文句を言われないようにする。絶対に認めさせてやる。」と練習に励み、日々、試合後には、自分に足りないところをノートに箇条書きにして、弱点をひとつずつつぶしていったそう。 そこから数年で日本のトップまで上り詰めるなんて...。
加藤選手は日本でも特別な選手
こちら、シュライカー大阪の比嘉リカルド監督。フットサルの元日本代表キャプテンも務めたこともあるスゴイお方です。国内外で様々な選手を見てきた比嘉監督に加藤選手の特徴を聞くと、一言。「特別なプレーヤーです。」
パス、ドリブル、シュートと、攻撃に関するプレーがどれも日本トップクラス。国内リーグのMVPも狙えるほどの選手と、ベタ褒めでした笑。日本選手では珍しくフィジカルも強いそうで、海外でも活躍できると太鼓判でした!
普段は天然でいじられキャラ!?
「チームのエースなので、本当に頼りになる選手ですが、普段は、ヤバいですよ。天然が笑。」と加藤選手のヒミツを教えてくれたのは、シュライカー大阪のキャプテン・田村友貴選手。まさに、ギャップ萌えです。プレー中は超イケメンなのに、普段は、どこか抜けている天然キャラ。ちょっと反則です笑。
加藤選手の持ち味は、ずばり、「ドリブルする時の腕の使い方」だそう。かなりマニアックな内容になりますが、相手をかわす際に重要となるそうで、そのテクニックはリーグNo.1だそう。
2020W杯は人生のターニングポイント
愛教大時代にフットサルの選手になることを決心し、現在は日本代表として世界を舞台に戦う加藤選手。2020年のW杯を、今後の選手人生のターニングポイントにとらえているそう。フットサル選手としては、30代前半までがピーク。28歳で迎える今年のW杯に出場し、その4年後のW杯までは選手として続けられるようにしたいと考えているとのこと。
「日本で開催されたラグビーW杯がすごい盛り上がったので、まだまだ、マイナースポーツであるフットサルも、ラグビーのように結果を残して、多くの人に応援してもらえるようにしたいです!ラグビーに続きます笑。」と笑顔で決意を語ってくれました。
1月末に日本一が!2月にはW杯出場が!
加藤選手が戦う、国内最高峰のフットサルリーグ「Fリーグディビジョン1」。今シーズンのチャンピオンが決まるのは2020年1月末。そして、現在、アジア予選中の2020年W杯出場国が決まるは2月。ということで、2020年早々、フットサルの話題から目を離せなくなりそうです!
ちなみに、フットサルの魅力ですが、「シュート局面が多いところ」と教えてくれました。簡単にいうと、攻守の展開が早く、飽きない!ゴールがたくさん入るので興奮する!というところでしょうか!?ラグビーの次は、フットサルがくる~!?(取材:角谷佑希)
加藤未渚実選手・ファンに向けてメッセージ
最後に、ファンに向けてのメッセージを動画で撮影させていただきました!
取材当初、動画撮影は予定していなかったため、かなり緊張気味な加藤選手。写真ではとらえることができなかったハニカミ笑顔でバッチリとメッセージをいただきました!
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