安城で子どもがメインの音楽フェスタを開催
ダブルカホンズはペルー発祥の打楽器・カホン担当のシャオラン寺田さんとダンディ大見さん、コーラス兼パーカッション担当のマリーさんからなる音楽ユニット。そこに小学生のみことちゃんが加わったのは3年前のこと。
愛知県安城市にある飲食店でギター演奏をしていたみことちゃんに「一緒にやろう」と寺田さんが声をかけたのがきっかけだったという。
地元に根差したミュージシャンを
結成後は練習を重ね、様々なイベントでフォークソングやオリジナル曲を披露。活動を続けるなか、みことちゃんは天才ギタリストとして全国放送のテレビ番組に出演するなど知名度がアップしていく。
そんなみことちゃんの成長を見守るうち「地元に根差したミュージシャンを育てたい」との寺田さんの思いが強くなる。その思いに共感した人々が集まり実行委員会を立ち上げ、8月25日(土)に安城市のアンフォーレで初の「子ども音楽フェスタ」が開催されることに。オーディションで選ばれた小・中学生が出演する。ピッチFMの番組出演などを通し、安城を音楽のある明るい街へと誘う活動は続く。
みこと
2007年、岡崎市出身。本名、松下美命。6歳の誕生日にプレゼントされたギターがきっかけで演奏を始める。
その見事な腕前で、テレビ番組への出演も多数。数々のコンテストに出場し、毎度受賞を果たしている。
ダンディ大見
1951年、安城市出身。本名、大見博昭。高校1年生よりドラムを続ける。
ライブでは、カホンを使い正確なリズムを刻む。自宅が童話作家・新美南吉の下宿先であったことから、当時の部屋を再現し公開。
マリー
1968年、知立市出身。本名、古味真里。かつて「NHKのど自慢」に出場経験があるほど歌が大好きな主婦。
ダブルカホンズへの参加は、ダンディ大見さんより一緒にやらないかと声をかけられたことがきっかけ。
シャオラン寺田
1954年、鹿児島県屋久島出身、安城市在住。本名、寺田覚。
趣味のドラム教室でダンディ大見さんとの出会いにより、ダブルカホンズを結成。「子ども音楽フェスタ」の発起人であり、成功に向け尽力。
みこと&ダブルカホンズ
2015年7月に結成。愛知県西三河を中心とした地域の祭りやイベントのほか、オファーがあるところならどこへでも出かけ、多くの人に笑顔をお届け。
ほのぼのとしたステージは、老若男女に大好評。開催場所はHPで要チェック。(みこと・ギターで検索)
(キャッチネットワークのライフコネクトチャンネルマガジン・ケーブルテレビの向こうがわ。2018夏号より)