市民会議を通して行うより良い町・まちづくり
碧南市民と行政が一緒になって作り上げる市民まつり「元気ッス!へきなん」。21回目となる今年も7月28日に開催が決定しており、まつりの準備が大詰めを迎えている。
「今年のテーマはまつり。市内のまつりというまつりを集めて、大いに盛り上げたい」と話すのは、イベントの企画から運営までを行う「元気ッス!へきなん市民会議」の会長を務める杉浦光さん。実は今回で会長からの勇退が決まっており、まつりへの思いは人一倍。
市民手作りが醍醐味!
「元気ッス!の魅力は、市民が手づくりでやっているところ。20代~60代のメンバーが毎月集まって、どうしたら碧南市民が元気になれるかを真剣に議論している。言わば、この活動はまちづくり。元気ッス!を通して碧南を盛り上げたい」。
では、なぜ会長を辞するのか。「若い世代が『ぜひ、やりたい!』と言ってくれた。だから私は、裏方で彼らを全力でサポートしたい。年寄りが若者を応援する風土ができれば、まちがひとつになる」と杉浦さん。
祭りに若者を巻きこみたい!
この言葉に「心強い」と目を細める次期会長の長谷川高士さんは「もっと若者を巻き込んで、10年、20年先に繋げていきたい」と意気込みを語る。この熱い志のリレーにより、碧南はますます盛り上がるに違いない。
(キャッチネットワークのライフコネクトチャンネルマガジン・ケーブルテレビの向こうがわ。2018夏号より)