2024年10月27日、西尾市天竹町の天竹神社で毎年恒例の「棉祖祭(めんそさい)」が行われ、多くの人で賑わいました。
※この記事は、10月28日(月)に放送した「KATCH TIME 30」をもとに作成しています。
棉の神様をまつる天竹神社
日本で唯一棉の神様をまつるといわれる天竹神社で、棉祖祭は毎年10月の第4日曜日に行われます。
神社に残る言い伝えでは、およそ1200年前に矢作古川の河口だった天竹町に崑崙人(こんろんじん)、現在のインド人が漂着し、日本に最初に棉の実を伝えたとされています。
こうした言い伝えもあり、古くからこの地域では三河木綿をはじめとする棉栽培が発達してきました。
見どころは「棉打ち」
祭礼では、棉が海を渡って伝えられたことにちなんで、船神輿が境内に飾られました。
その後、訪れた人たちが見守るなか伝統的な道具を使った「棉打ち」と呼ばれる儀式が行われました。
収穫した棉を、種と繊維に分け、「唐弓」と呼ばれる道具を使い、棉を弾き飛ばします。
ピーン、ピーンと弦の音が響くと、あたりに細かな棉が飛び散り、棉がほぐされ、その後、糸車で一本の糸が紡がれていきました。
多くの人が見学
木綿関係者や地元の人たちが多く訪れ、なかには「棉打ち」に挑戦する子どもたちの姿もありました。
KATCH TIME 30
この記事は、10月28日(月)に放送した「KATCH TIME 30」をもとに作成しています。
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番組名:KATCH TIME 30
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